玄界灘サイクリング2:宗像・大島一周
今回,小倉から宗像まで玄界灘の海岸沿いを走ったサイクリングでは,フェリーで大島に渡り,大島を一周した.記録第二弾では大島一周についてまとめておく.
大島は,神湊港渡船ターミナルからフェリーで約25分の距離にある,周囲15kmほどの小さな島である.宗像大社の宗像三女神の次女神である湍津姫神(たぎつひめのかみ)を御祭神とする中津宮,上陸禁止の沖ノ島を拝むための沖津宮遙拝所などの世界遺産があることで知られる.
大島に渡った.世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を見るのが目的だ.大島一周サイクリングは約15kmだが,島一周あるあるで,アップダウンがそこそこある.
大島は七夕伝説発祥の地としても知られ,宗像大社 中津宮(の近く)に,天の川,織女神社,牽牛神社がある.
宗像大社中津宮の鳥居は,辺津宮の鳥居と向かい合って鎮座する形になっている.
宗像大社中津宮に参拝した後,この大島一周サイクリングでは,大島灯台,風車展望台,宗像大社沖津宮遙礼拝所,夢の小夜島を巡ることとした.
大島灯台は1926年(大正15年)に灯火された灯台で,ここからは玄界灘の雄大な景色を楽しむことができる.実際,ここから沖ノ島を見ることができた.
風車展望台は小高い丘の上にある風車が目印の展望所で,大島の絶景スポットとして人気がある.
宗像大社沖津宮遙拝所は,2017年7月に世界文化遺産登録された世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産のひとつになっている.沖ノ島は島そのものが御神体であり,島に渡ることはできない.このため,沖ノ島を遥拝するために大島に設けられたのが,この沖津宮遙拝所だ.
夢の小夜島は,白い砂浜が広がる「かんす海水浴場」にあり,海に浮かぶ朱色の鳥居が目を惹く.ここに着いたときは干潮だったので,歩いて島に渡ることができた.
織女神社の鳥居もそうだったが,この夢の小夜島の鳥居も,左右非対称の変わった形をしている.
なんとか制限時間の2時間以内に大島一周サイクリングを終えて,予定していたフェリーに乗船することができた.
こうして,大島一周サイクリングを終えた.走行距離15.3km,獲得標高352m.
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