脳外科医の私が見える脳、【脳の魔術師】岩波先生が見える脳内の違い
カリスマ心理セラピストの岩波先生のことはもっと書いておかなくてはいけません。
こんな人がいるんだ(いてくれてよかった!)と賞賛するしかない、あるいは呆れ果てるぐらい、脳内のことを世界で最も知り尽くしている人でした。
インド人も脳外科医もびっくりの鬼才です。
これは脳外科医の見る脳の世界と、先生の見える脳内の世界がまったく別物だということです。
私は手の震え、不眠症、うつ病で苦しみのドン底に落とされ、その解決のために、先生の神経症・あがり症克服プログラム、そして脳覚醒プログラムを受けたんですが、まさかこれほどとは思ってもみませんでした(受けた医師の多くも同意見のようです)。
脳内に関してのすごい経験値と誰も獲得していないノウハウの持ち主だったとわかった時、とても感激したものです。
私も一応脳外科医ですから、【脳の魔術師、すごい鬼才】と聞いていても、こんな斜め上の存在だったとは思いもしませんでした。
【脳内・無意識訴求技術】【脳覚醒技術】という神技を開発した先生には脱帽です。
誰かが無意識や脳内にメスを深く入れられる唯一の存在だと書いていましたが、大いに言い当てています
先生は見えている世界、追求している分野が我々と違うのでしょう。
私ら脳外科医が見える脳の世界と、先生の見えている脳内は、まったく別種です。
ちょっと先生の話からは脱線しますが、脳外科医は頭蓋骨を穿頭、開頭し、硬膜を切れば、脳を実際にこの目で見ることができます。
しかし、皆さんがMRIやCTで脳の断面を見たり、脳の構造を見るようには、脳外科医は肉眼では脳実質を構造的につかめません。
脳実質の内部の構造や脳神経なんてものは、本当に未知の世界でもあり、これから研究を進めていかなければなりません。
どちらにしても、脳内で起こっていることは、どんな名脳外科医であっても、見えていないわけです。
しかし、先生だけは、脳内に巻き起こる(巻き起こせる)神経伝達物質まで、見えているかのように脳内を把握しているんだと思います。
見えていると言っても、先生の第六感、第七感で把握しているという表現のほうが正しいかもしれません。
世界中の誰も見えていない脳内がたしかに『見えている』のでしょう。
だから、あの技術を開発でき、試行錯誤しながら、実際にプログラムに適用して、多くの人を救えているのでしょう。
私は脳外科医をしていながら、可視的なわかりやすい部分しかわかっていなかったことを痛感しましたが、何も私がダメなのではなく、どんな名脳外科医といえども、脳内に起こる現象までは感覚的に見えていないと思います。
だから私が奇跡的だと太鼓判を押す先生しかできない技術になったのだと思います。
この技術で私が救われたことは確かですが、あらためて脳の神秘性や不思議さをしみじみ考える今日このごろです。
余談ですが、脳外科医は、脳内に詳しい存在ではなく、脳の外面とその周りの部位(頭蓋骨、脳の血管、硬膜などの構造)に知識と経験を豊富に持っている存在です。
だから、私のようなものが、先生のレベルに達することなど、そもそも畑違いなのです(同じフィールドにたったとしても、足元に及ばないのは言うまでもありませんが)。