強いチーム=いいチーム?
もしくは、いいチーム ≠ 強いチーム?
私は医師・スポーツドクターです。
そもそも医師になった理由は、
「みんなに笑顔でスポーツを楽しんでもらいたい。
怪我やメンタルブロックなどの障壁を予防したい、予防できる。」という信念のもと、
「私はもちろん周りの一人一人が皆笑顔で楽しく生きることができて、そしてその楽しい時間を皆で共有していく。」
ということをしたいから。
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特に学生時代のチームは、個人競技でも同じだけども、 ’限られた時間内’である程度のレベルにまで競技レベルを作り上げていかなければならない。
スポーツのチームビルディングがビジネスにおけるチームビルディングに例えられることが多い。
この地球上で生きている限り、
”有限の時間を使い、成果を出す”ことを求められる。
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ちょっと待って。ここで一つ確認してほしい。
「あなたは、その時間を楽しんでいますか?」
「あなたの率いるチームを構成している一人一人は、チームが共有している時間をそれぞれ楽しんでいますか?」
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個人競技であってもチーム競技であっても、どれだけ個人で高い意識を持っていても、周りにいる人たちが同じような意識でない場合は、うまくいかない。
そう、バランスが崩れてしまう。
スポーツに限らず、ビジネスシーンではもちろん、一般の日常でも同じことが言えるのではないでしょうか。
一人一人が高い意識を持って、皆が同じ目標に向かって動き出した時、
「いいチーム」ができ、その結果、「本当に強いチーム」ができるのです。