地方の医局は今後なりたっていくのだろうか?
さて、こんな記事が話題になりました
長崎医療センター 4月から精神科病棟を休止 関係者「医療体制崩壊の危機」(長崎新聞)
2024年4月から、長崎医療センターの精神科病棟が休止されていることをご存じでしょうか?これは今後の医療体制に対する不安をかきたてるニュースです。特に、精神疾患を抱える患者が身体の病気を併発した際に入院できる施設が、長崎大学病院だけに限られる現状に、多くの人々が不安を抱いています。
なぜこのような事態に?
この問題の背景には、長崎大学精神科の深刻な人員不足が挙げられます。
これが直接の原因となり、大学からの医師派遣が中止されました。病床自体は空いていても、医師不足のために患者を受け入れることができないという状態が続いているそうです。
医療体制はどうなる?
精神科医療の崩壊なのか?
教授交代による一時的な混乱なのか、とくに教授がかわったばかりの時にスタッフ以下、医局員が減るのは珍しいことではありません
ほとんどの場合、新医局員が医局を支えて、また力を取り戻すことが常でした
本当に回復するのか?
時代は変わりつつあります。大学病院に残るメリットを考える若い医師は増えています。直美に代表される考え方も少なくない、コスパ良く研修して資格をとりたいし、儲けたいという考えもだんだんと浸透しているように見受けられます
長崎医療センターの件は一般化するにはちょっと早いかと思いますが、今後同様な問題が増えてきたときに地方医療の難しさがでてくるように感じています
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