ダブルインバース信用取引の隠れたコスト:名義書換料とは?
日経ダブルインバースは日経平均先物と逆相関する投資商品です。
日経先物が上昇すると、価格は下落します。日経が下落すると儲かる商品です。
ダブルインバースチャートでは安値更新中の時は信用買いが増えることがあります。
この記事では、ダブルインバースの注意すべきコストである名義書換料について解説します。
信用取引の名義書換料とは
信用取引に隠れたコストがあります
権利処理等手数料(名義書換料) は
買建玉について総株主通知に係る株主確定日を基準日とする権利付き最終売買日と権利落ち日をまたいで建てていた場合、権利処理等手数料(名義書換料)として毎回1売買単位あたり50円(税込55円)必要となります(ETF/ETNについては、1売買単位あたり5円(税込5.5円))。諸費用として権利処理手数料(名義書換料)が差し引かれますのは、原則権利落ち日となります。
ダブルインバースについては1売買単位あたり5.5円になります。
※買建玉は権利付最終日と権利落ち日を跨いで建てていた場合、1売買単位あたり権利処理等手数料(名義書換料)が発生します。SBI証券では権利付最終売買日は 5/17
SBI証券 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)
ダブルインバースが現在300円前後を考えると、結構な額になる可能性があるので、注意をしてください。
つまり、ダブルインバースの信用買いで権利落ちを跨ぐと、名義書換料のコストが発生するわけです
名義書換料を避ける戦略
結構なコストになる名義書換料を払いたくない場合は避けることが可能です。
ポジションを解消すること、つまり現引き、損切りになります。これによりコスト支払いを避けることができます。
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