宿日直許可取得でも病院によって異なるという話

宿日直でも変わっていない現状?

宿日直許可≒寝当直 という認識であり、定義からもそうなっています

宿日直の勤務中、実際には通常業務に追われ、十分な休息を取れない医師が
多いという現状が浮き彫りとなっています。

2024年5月に行われたm3.comの調査では、宿日直シフトで「全く眠れない」「1時間未満」「1〜2時間の睡眠」と回答した医師が2割近くを占めました。


「通常業務なのに宿直扱い」 多くの医師からは、「通常の当直業務をこなしているのに、宿直扱いになる」との不満が寄せられています。例えば、「終末期患者の対応」や「緊急手術」が深夜に行われ、実質的には徹夜状態になってしまうこともあります。「救急搬送は断るなと言われている」「コンビニ受診感覚で来院する患者がいる」といった声も。

ほとんど眠れない医師たち 中には、救急車の受け入れが途切れず、明け方まで手術を行うことになり、全く休息が取れないケースも。「朝まで緊急手術をして、そのまま予定手術に突入した」といった例も報告されています。宿日直扱いでも実質は夜間の外来業務であり、睡眠時間はごくわずかです。

日直への不満も続出 日中の宿日直業務についても、通常の勤務以上の忙しさが報告されています。ある医師は「平日の1.5倍の患者が来院し、救急車の対応も必要だった」と話しています。


さて、宿日直許可で労働が発生した場合は時間外労働に相当します
今後も関連したトラブルや議論が続くものと思われます

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