見出し画像

グローバルX US テック・トップ20 ETF(2244)はどうなのか?他のETFと比較して評価

グローバルX US テック・トップ20 ETFは、米国の主要テクノロジー企業20社に投資するETFとして2023年に誕生しました。NASDAQやS&P500に上場する企業のうち、時価総額上位20社を組み入れるため、GAFAMを中心としたハイテク株への集中投資が特徴です。

信託報酬の比較

ETF名信託報酬(年率)

グローバルX US テック・トップ20 (2244)0.4125%
バンガード・S&P500 ETF (VOO)0.03%
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 (QQQ)0.60%
iFreeNEXT FANG+インデックス0.7755%

この比較からわかるように、2244の信託報酬は0.4125%で、QQQ(0.60%)よりは低いものの、VOO(0.03%)やiShares S&P 500 ETF(0.03%)と比べると高めです。また、10銘柄に特化したFANG+インデックス(0.7755%)と比較すると、ややコストは低めですが、QQQよりも分散性が低い点は注意が必要です。20vs100だとだいぶ変わる気がしますね。

パフォーマンスとリスクの違い

  • QQQ:NASDAQ100に連動し、広範囲なテクノロジー企業をカバー。分散性が高く、安定感がある。

  • VOO:S&P500連動でハイテク以外の企業も含むため、よりリスクが低め。

  • FANG+:ハイリスク・ハイリターン型で、特定のハイテク企業に極端に集中投資。

  • 2244:QQQよりも少ない銘柄数のため、特定企業の影響を強く受けやすい。

投資対象としての評価

メリット
✅ GAFAMを中心とした米国テック大手に分散投資できる
✅ 信託報酬がQQQより低め
✅ 新NISAの成長投資枠対象で非課税投資が可能

デメリット
⚠ 20銘柄に集中しているため、QQQやVOOよりリスクが高い
⚠ 信託報酬がVOOなどと比べると高め
⚠ NASDAQ100やS&P500に比べると、パフォーマンスのブレが大きくなる可能性

結論

QQQやVOOと比べて「分散性が低く、特定銘柄の影響を受けやすい」点を考慮すると、ETF単体での運用よりも他のETFと組み合わせる戦略が望ましいでしょう。
FANG+とこっちを買うかは投資家によって異なるでしょうか。

もし「低コスト・分散性」を優先するなら、VOOやQQQを選択する方が長期投資向きという感じに思いました。

いいなと思ったら応援しよう!