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重度化予防!

 最期まで口から食べることを支援したい。そんな気持ちを忘れたことはない。そんな中、全国には心強い仲間が多くいる。もちろん自分が知っている人のみならず、本当に多くの人が最期まで口から食べることを支援していることは知っている。もはや、目的が達成されないことの方がおかしいとも感じる。

 香川氏と初めて会ったのは10年以上前のこと。バイタリティーあふれる元気のいい若者だった。その後の活動は、単に元気がいいというだけでないことを物語っている。実力と実行力、そして今や次のフェーズ、「重度化予防」を旗印に、世の中を変えようとしている。頼もしい。

 あなたは「重度化予防」と聞いてどう思うだろうか。私は2つのことが頭によぎった。1つは、「介護予防」っぽい。介護予防という言葉は今でこそ浸透しているが、最初に発表された20年前はずいぶん物議をかもしたものだ。もう1つは、重度化って予防できるものなの?重度化は必然のものという感覚があり、最初はその言葉がすっと頭に入らなかったことを覚えている。同じ感想を持つ人がいるはずだ。あなたはどう思う?

 香川寛の存在はとても大きい。高齢社会日本を大きく変えられるピースの1つであることは間違いない。1回のセミナーを視聴するだけで全て理解できるほど単純な話でないことは知っている。重度化予防ができることを理解できれば十分だ。香川寛を知ってほしい。その機会がここにある。

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