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タベマチシンポジウム① ヤマカツのこと

タベマチシンポジウム

 9月15日(日)、新宿区高田馬場(住所は下落合)で第6回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム全国大会(略してタベマチフォーラム)を開催する。今回の構成は、午前中タベマチシンポジウム、午後はタベマチフェスの二段構造。本稿では、午前中のタベマチシンポジウムの紹介する。

 最期まで口から食べられる街づくり。考えてみるとどこにでも切り口もあるし、あまりにも範囲が広く、具体的な姿が見えてこない。毎年企画を考える中で、「どの切り口でやろうかなぁ」「どういう企画だとインパクトあるかなぁ」と考えてしまう。しかし、今年は違った。「このタイミングでこの3人を呼ばない手はない!これこそが今年のタベマチだ!」と声をかけたのがこの3人。

 (株)山勝ライブラリ 代表でケアマネージャーの山下勝己君、はなすたべるくらす舎 代表で言語聴覚士の高田耕平君、そしてわが新宿からは(株)モテギ 新宿ケアセンター長でケアマネージャーの森岡真也君。もはや最強トリオだ。

 具体的な話をしてしまうとネタバレになってしまうが、3人とも、地域の中に拠点を置き、食を通して街づくりをしている。これだ、これこそがタベマチが目指すことだ。最強の共通点は地域の拠点だ!
 まずは山下勝己君。

ヤマカツとの出会い

 山下勝己君こと、ヤマカツと初めて会ったのは2017年春。私が大阪のある講演に行った時、懇親会(前夜祭)に遊びに来てくれた。めちゃくちゃ話が面白く、一気に意気投合。当日はくさか里樹先生の漫画「ヘルプマン」」の話で盛り上がった。実はヘルプマンの企画にヤマカツは参加、私も取材を受けたことがあった。

2017年3月

 その後、すぐに新宿食支援研究会の勉強会参加のために上京してくれた。いや、本当にすぐ。驚きの行動力。その懇親会で、たまたま参加してくれていた森岡(真也)君を紹介。今となってはこの出会いも必然。ここがまた、当然のように意気投合。実はヤマカツパワーが強すぎて新宿のケアマネさんが引いちゃうんじゃないかと心配していたが😅、出会うべきして会うことになったという感じだった。

(株)山勝ライブラリとFIKA三丁目​

 ケアマネの友人はたくさんいた。もちろん新宿では森岡君をはじめ多くのケアマネを知っていたが、いわゆる全国区で活躍するケアマネがどのような人なのかというイメージがなかった。ヤマカツはすでに株式会社山勝ライブラリを開設しており、教育事業などを展開していた。そして最初の大阪講演だったか、その後の新宿の勉強会だったか、はたまた両方でだったか、ヤマカツから「街でカフェやるんですわ」みたいな話を聞いて驚いた記憶がある。
 そして、その後、直ぐにできたのが「カフェFIKA三丁目」。直感的に、「すごい!これぞヤマカツ!」とは思ったものの、「何をするんだろう?継続できるのだろうか?」などと思ったのも事実である(ヤマカツ、すまん😆)。現在まで順調にFIKAも進んでいるように見えるが、当然ながら紆余曲折あったはずだ。しかし、継続しながら成長をしているに違いない。
 ヤマカツの話はシンプルだ。快適な場所があれば人は集まる。人が集まればコミュニティができる。コミュニティができれば良いこといっぱいある…知らんけど😆
 FIKAとはケーキなどの軽食を伴うコーヒーブレイクするというスウェーデン語。それも1人ではなく誰かと一緒にとるものらしい。スウェーデン文化を表す言葉として広く知られている。まさにヤマカツが目指すものだ!

シンポジウムの見どころ

 当日の演題は「関係人口を増やしたら、ご飯がおいしくなりました」。その内容のバックグラウンドが少しわかっていただけだろうか。実は高齢期の社会参加は多方面でのキーワードである。オーラルフレイルや嚥下機能との関連を示唆する報告もある。つまり、社会参加と食には関係があるということだ。ここまでの知識があれば、当日のプレゼンは十分興味深く聴けるはずだ。
 それにしても「関係人口」とはヤマカツらしい。さすが何かをやる男だ!


開催概要

名称  第6回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム全国大会
日時  2024年9月15日(日)
場所  東京富士大学二上講堂(東京都新宿区下落合1-9-6)
後援 厚生労働省 東京都 新宿区
参加費用(午前の部のみ)  前売券3850円(当日券5500円)

シンポジウム申し込みはこちら

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