BIG BOSS 松尾通先生
この話をどこから書けばいいのかわからないくらい縁の深い先生。松尾通。そして今回、ラジオのゲストとして来ていただいた。もう「縁」という言葉しか思い浮かばない。
逆上ること40年前。高校3年時は医学部、歯学部、どちらに行くか悩んでいた。と言うとかっこいいが、能力は足りておらず、どこか入れるとこあるかなぁ?というレベル。父は医師であったが、同じ道は行きたくないという気持ちもあり、歯学部志望に。現役時代は国公立だけ目指して完敗。1浪して日本歯科大学に合格。
浪人時代、少しでも歯科に触れておこうと思い、一般的な歯科の知識に関する本を購入し眺めていた。「へぇ~、歯の神経の処置ってこうするんだぁ…」みたいな。
大学入学で広島から上京し、目白台の和敬塾という学生寮に入寮。昭和60年。完全体育会。今ではありえない緊張の(昭和の)新歓😁ただ、新歓コンパ超えるととても住心地が良い。周りの先輩、後輩、同級生は早稲田、東大、慶応等の学生。全員が優秀で魅力的。付き合いとともに人間力が向上する感じがあった。
大学3年の授業で「社会歯科」という講義があり、日本歯科大学出身で活躍されているOBの先生方が講義する授業があった。この歳になるとわかるが、当時の空恐ろしい重鎮だった。その1人が松尾通先生。大学の先輩と言うだけでなく、和敬塾の先輩ということもすぐに分かった。
なぜわかったのか?講義の内容の中に、「学生寮にいたのでこういうことしたんだよ…」という話があり、その先輩-後輩の関係が和敬塾っぽい話だなぁと思って(でもほぼ確信していた)、帰宅(帰塾)してすぐにOB名簿を見たら松尾通の名前があった。昭和36年卒。私は平成元年卒。そこでわかったことは、浪人時代読んでいた歯科の本の著者も松尾通先生だったこと。すごい人だ!
時代は流れ、大学を卒業し、医局に残りながら訪問歯科診療を始めた。その後、大学を辞職し、訪問診療に軸足をおいた時期、たまたまテレビのドキュメンタリーとして取り上げられたことがある。TBS、テレビ東京やNHKでも。その番組を観ておられた松尾先生が、歯科業界の新聞コラムに「五島くんは素晴らしい後輩。歯科のあるべき姿だ!寮の後輩でもある」と書いてくださった。二重、三重にうれしかった。私のことを認識していただいていたなんて。
その後も、「五島先生は和敬塾の後輩なんだよ!」「五島先生は訪問歯科のリーダーなんだよ」といろんな機会で言っていただいている。
今回、私のラジオゲストに来ていただいた。ま、当たり前だが時間が足りない😑キャリアが違いすぎる。と言うか、松尾先生のお話を聴く番組が1本できそうなくらい。それにしても、もっと話していただきたかった。生き方として学ぶべきものが多い。
最近疲れるなぁ…って85歳に言えるわけがない😆
今日の学び。85歳でもこれくらいのバイタリティとユーモアで行こう!松尾通、サイコー👍
ラジオ番組「ドクターごとうの熱血訪問クリニック」、松尾通先生のゲスト会は以下の放送局、時間で流れます。
また、また8月30日以降、以下のYoutube でも聴くことができます。お楽しみに。