190424食事動作と車いす
昨夜は新食研の「新宿食事動作研究会(新食動研)」のミーティング。参加者で実際の高齢者の食事場面のビデオを見ながら観察。衝撃的だった。
議事録はこちら。
「車いすのアームレストが邪魔になっている」
「肘をアームレストの上に出すか中に入れるしか選択肢はない」
「車いすは移動手段」
「そもそも車いすで食べる設定にはなっていない」
「車いすから椅子に移乗させたら食事介助が不要になった(・_・;」
ここまで車いすって食べることの弊害になっているとは…。確かに車いすがオーダーメイドではなく、大きい人を想定した「大は小を兼ねる」的なものであり、食べる環境としてはよくないという話は聞いたことがあった。しかし、ここまで弊害があったとは…。正直、摂食嚥下障害の研究って何だったのかと思うレベル。
昨夜の参加者と考えたのは3つ。
1 なぜ車いすで食事をすると食べられないのか社会に訴えよう!
2 どのようにすれば食べられる環境になるのか考えよう!(これから考えていく)
3 食事に適した車いすを設計して作ってみよう!(超高級車いす「いつかはクラウン作戦」)
世の中にはやることがいっぱいあるなぁ。