女医と中学受験
今週の振り返り(12/2〜)
今週は外来7コマ。一緒に入る予定の先生がお休みで一診の日もあったのだけれど
まずまず問題なく終了。
適度な負荷でちょっと自分の枠を大きくできた気がします。
専門外来への陪席も1コマ。学びが多く、多少疲れてても気力が戻る。嬉しい。
プライベートは週明けから息子(中2)がインフルエンザに罹ってしまい、楽しみにしていた友人との1day tripが中止に…ぐすん。
その時間に「冬支度」。オイルヒーター、加湿器を子ども部屋それぞれ出し、子ども3人分の肌着の冬物への交換、足りないもの買い足したり。
言語化、数量化できない家事時間です、、、
そして今週は、思い切って新しくシッターさん契約してその初日。夜診の日のお迎え〜寝かしつけまで。以前も少し頼んだことがあった方で子どもも気に入ってたので、安心だった。
ちょっとお値段はかかるけど、安心に勝るものなし。寝かしつけしてもらえる幸せ。。。この上なし!
来週の予定
これから次の目標に向けて、具体化。
漠然とTOEICを受けることだけが目標なのは、続かない….←実感中。
子どもの中学受験問題
ここ数ヶ月で悩んで、一つ決めたことがある。それは来年末っ子が小3になるにあたり、「中学受験の準備を始める」ということ。
色々な考え方があると思うけど、ね。
現段階の自分なりの考えを纏めておく。
勤務しながら2人の中受経験を経て思うこともね。
誰かの参考になると嬉しいですー。
私の過去2回の中学受験を振り返ってみる
さてまずは、さらっと振り返りから。
第一子 長女。
小2入塾、開業2年目で忙しかったので、半分託児代わりに塾利用。クリニックから徒歩5分の大手塾。
最後の半年はノートを作って一緒に勉強したり、文字通り二人三脚の受験。
受験前後は院長でもなかったので他のドクターに勤務を任せて割とフレックスに動けた。
無事に第一志望校の中高一貫校に入学。
第二子 長男。
長女に続き、小2入塾。
そのまま同じようにいくかと思いきや、長女の時ほどいろんなことが順調ではない。
今思えば当たり前だが、男子、なのである。
多動系の息子にはコツコツ、じっくり、なんて無理な話で、ウソ(というかちょっとしたごまかし)なんて普通だし、普通に答えを写したりもする。宿題を忘れる。(本当に忘れている場合と言い訳する場合と)
適当。
これは息子だからということだけではなく、男子だからということだけでもないのだけれど、
多分ごく一般的な話としてあり得ることだと今になったら理解できる。
でも私の場合、第一子が女子だったので
彼を理解するのに「本当に」時間がかかった。
怒ったり泣いたり、叱ったり、諦めると何度も言い聞かせたり、
私の心もジェットコースター....
ときどきパッといい成績を取ってくるもんだから、志望校を少し高めに設定しまったのも良かったのかどうだか。
最終的には別学校に進学するのだけど
まぁ色々ありました。
そして今。
男女違ったパターンで経験をさせてもらい、お互いに良き思い出にはなってるけれど、
母的に「中受やり切って」しまった感が否めず、
本当にここまで必要だったのか?と振り返り思ったり.…
これは、燃え尽きた、と言うことなのかも知れない、と思う。
それぞれの子の保育園時代
ここまでに幼児教育についても少し振り返っておきます。
上の二人の時は知る人ぞ知る「家庭保育園」「しちだ教育」に始まり、
幼児期から公文式やら、ピアノ、プログラミング、なんやら、、、
話し出したらキリがないけれど、
読み聞かせもしてきたし、割と手をかけてきた。
それは、長女に先天性の頭の病気があったのも理由。
でも3人目になって、
現実的に上の子のとき以上に、仕事が忙しくなった。
多分年齢的にも40代というのは仕事も責任が増えたり、まぁ、忙しい人が多い年代だと思う。
しかも、上の子のことでも忙しく(中受その他)、手をかける時間がなく、
あっという間に小学校入学となってしまった。(笑)
保育園時代は踊るのが好きだからという理由でバレエをさせ、
英語はなんにしてもアドバンテージになるから、
とそれくらいで。
燃え尽きた私は正直「お勉強」に意義が見出せず、
好きなことで生きさせてやれるのなら....
なんて甘いことも思ってた。
もしバレエで生きていきたいと言えば、留学もさせてやっても良いんじゃないか、なんて。
だから週3の教室通いのサポートは自分としては少し無理をしてでも続けていたのだけれど、
でも、その道はそれはそれで、当たり前だが厳しい。
楽しい、では、通用しない世界だよね、、、と、学年が上がるにつれて、親子共々やっとわかってきて、
で、どうするの?と、しばらく自問してみた。
そして、娘の勉強への向き合い方や反応を見ながら、たどり着いたのが、この答え、「中受準備を始める」
それがついこないだ、小2の夏なのでありました。
結局は自分が経験してきたことを選びがち
結局は、遺伝要因と、環境要因(子どもにとっての環境は親が作るわけで、
この二つの差は難しいと思う)
両方発動したとして、
やはり娘には、上の子たちと同じような中高一貫校への進学を目指させるのがベストなのではないかと今は思っている。
私たち夫婦も中高一貫校出身で
その良さを知っているから、
同じような環境で良き友に出会い、良き師に出会い、学ぶことへの意欲を持って、過ごして欲しい、という理由があるのもだし….
というか、それしか知らないから、正直薦めてやれるのはその道だけだという側面もある。
自分たちの今が、恵まれた環境、と、思うからこそ
子どもたちが望むのであれば
同じような環境に身を置いてみて欲しいと思うのはとても自然な流れかな、と。
フルタイム女医でもできるのか?
しかし、仕事をしながら、
多分フルタイムで仕事をしながらの中受サポートは関わり方を選ばないといけない、とも思う。
仕事を優先するので、子どもができる範囲で受験をする、という選択もあり。
その場合、たとえば送迎はできないけど、自分でやれるか?子どもにそれでもやるのか?という意志確認をしないといけない。
祖父母を頼る、夫と一緒に関わる、シッターさんに、その他のことをやってもらいながらする....などももちろん選択できる。
その辺りを、親子で、
また、夫婦でしっかりと話し合っていくべきかな、と思う。
まぁ、まずはパートナーとの話し合いですな。
燃え尽き注意
本当にこれは伝えておきたい。
いろんなスタンスの人がいるし、全然大丈夫な人もいると思うけれど、
佐藤ママが
「楽しんで学んで、学校で過ごして、最終的に
行けるところに行ったらいい」と言っておられるのだけど、
本当にその通りだと思う。
でも、その「楽しんで学ぶ」こと。
このために「中受」を目標にする、そのスタンスが何より大事なんじゃないかと思う。
とにかく幼児期から育児を楽しむこと
発達のマイルストン、というのがありましてね。
あかちゃんも発達の順序はほぼ一緒なんです。たとえば、首が座ってから、寝返えりする。首が座らないと寝返りできないんです。
そうなんですよ、順番にしか進まんのですよ。
それはどの年代でも一緒だからこそ、積み重ねが大事で、
幼児期の関わりも大事にしてほしい!と、思います。
という私の「小児科医」としてのベースの考えを思い出し….
末っ子への関わりも「中受」というのを
一つの目標に持ちながらも、
基本は、
子ども自身が楽しんで学ぶことや、自立に向けての働きかけ、
そして何より、楽しい親子の思い出をたくさん作ること
今を大事にできることをやっていこう!
と、この記事を書く中で気付きました。(笑)
では、まとめ!
子どもの特性を見極めて、無理させないように。
自分の仕事、受験への考え方を見直して(同時に自分の特性も見直して)、どのくらいのスタンスで関わるのか考える。
男子は大変(経験上、周りを見ても男子の方が楽という人の方が少数)。
夫婦のスタンス(熱量)の確認は事前にしておく
楽しむマインドを忘れずに。
細かく書こうと思うとまだまだ所感雑感ありまして。
時期をみて、書いていきますー!