ニキビ跡クレーターの治療法
若い人の悩みに多いのがニキビ。ニキビの症状が悪くなるとクレーター状の跡になってしまう場合があります。化膿し、炎症を起こしたニキビがあると傷ついてしまうのが皮膚の真皮細胞です。傷付いた真皮細胞はニキビが良くなっても回復せずデコボコになってしまい、深刻なコンプレックスになることもあります。クレーターを治療する方法は、今まではほぼありませんでしたが、重症のクレーターでも目立たない程度にはきれいにできる治療法が出てきています。
肌の状態やクレーターの大きさ、陥没の深さによって治療法は変わり、まずはケミカルピーリングという施術があります。肌の表面を、フルーツ酸などで化学的に削るという方法で、代謝を促進します。また、ニキビの症状が重い場合にはレーザーを照射して、古い皮膚と新しい皮膚の細胞の再生を促進し交代させることで、跡を目立たなくします。クレーターの治療費は高くなりがちですが、諦めずにぜひ皮膚科で診察をしてもらいましょう。