アトピー性皮膚炎の皮膚と 正常の人の皮膚との たった3つの違い
皮膚が強い人と比べると まったく別物の我々の皮膚。汗をかいても 徹夜で勉強しても カラオケでオールしても どんな化粧品つかっても 隣のあの子は つるっつるのお肌。それに比べて我々の肌は なんて敏感で なんて手のかかる皮膚なんでしょう
その違いは たった3つのことが あるからなんです
①一つ目にして 最大の元凶 皮膚バリア機能異常
前の説明にもあったように 遺伝的に 皮膚がヨワクッテ 敏感なんです
これに対しては 今は 本当に 保湿するしかないんですよ
いい方法あったら 誰か教えてください
②二つ目は 幼い頃から皮膚が弱いことによる 皮膚免疫過剰反応 アレルギー炎症
先程は 内戦地で例えましたが 反応が起こりやすく 治りにくい
でもこのひとつひとつの反応は 外敵を排除しようとする ちゃんとした 免疫防御反応なんですけどね
暴動が起こってしまったら 鎮圧するしかないんです
鎮圧してから どうしたら暴動が起きないかを 考えましょう
フレア(湿疹が ぶわっとなること)が起こっている時には なかなか 落ち着いていられないですもんね
遊んで暮らしているわけではないですから
勉強 仕事 家事 しないといけないですから
人にも 迷惑ばっかりかけられないですから
ここはひとつ 腹をくくって どんな方法でもいいんでね 炎症は 抑えましょう
③三つ目は 神経レーダーの過敏
境界線を超えてくる外敵を 効率的に捉えるために設置されたレーダーのように 知覚神経をより 境界線近くまで伸ばし 効率的に 信号をキャッチしようとします
これにより 敏感肌の出来上がりです
これがあるから 汗や化繊や髪の毛やマスクがかゆくってしょうがない
これを治そうと思うとですね 時間が とってもとってもかかる
でも 私は この末梢神経の異常と 脳の快感を感じる異常が アトピー性皮膚炎を考える上で 核になってくるのではないかと 疑っています