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2024年心臓血管麻酔専門医試験体験記②~試験概要、試験当日について~

Dr.アネス@ますい科医です
今回は、心臓血管麻酔専門医試験の体験記第2弾をお届けします!



はじめに

「勉強法が知りたい!」という声が聞こえてきそうですが、その前に試験の全体像をつかんでいただくため、まずは試験の概要当日の様子をご紹介します
勉強法次回じっくりとお話しさせていただきますので、もう少々お待ちください!

追記:無事に2024年試験合格しました!

申請から受験票が届くまで

申請完了後、受験料の振込案内がメールで届きます
そこからが長い待機時間の始まり...

受験票は試験直前にようやく届くので「ちゃんと申し込めてるのかな?」と不安になること間違いなしです(笑)

ちなみに、申請料と受験料を合わせるとなかなかの出費になります
できれば一発合格したい試験ですよね
(※具体的な勉強法は次回の記事でご紹介します!)

試験の概要

実施時期:毎年10-11月
場所:東京
時間:9時受付開始、10時~12時試験(2時間)

試験形式はJB-POTと同じCBT方式です
筆記用具は事務局から支給され、電卓機能はPC内蔵
試験説明用紙には計算用の余白もしっかり用意されていました

持ち物は至ってシンプル

受験票
顔写真付き身分証明書
のみです!

試験は全80問

知識問題:55~60問
臨床問題:25問程度

PC上で解答していきますが、「後で見直したい!」という問題にはマーキングができる親切設計
とりあえずマークして先に進めるので、時間配分の調整がしやすいです

試験直前の過ごし方

前日は新幹線で東京入り
ホテルで最後の追い込み...といっても、この時期に全資料を見直すのはほぼ不可能です(時間との戦いです)

私の作戦:新幹線~ホテルでは「専門医コースレクチャーのテキスト」厳選した1冊に絞って集中的に復習

特に専門医コースレクチャーのテキストは徹底的に書き込みまくっていたものを復習!

結果、試験で「あっ!講習で聞いた!」という問題が2割くらいあった気が
コスパ最強の教材だったと確信しています!

いよいよ試験当日!

9時20分頃に会場到着。すでに多くの受験者が部屋の外で最後の追い込みを...

試験室には勉強道具持ち込み禁止なので、この時間で重要な計算式ガイドラインを頭の中で整理...するはずが、実際はぼーっと過ごしてしまいました(人間だもの)

10分前から試験説明開始
そして運命の2時間が始まります

問題を解いている時、後で見直したい問題が続出しそうでしたが、ある程度の自信で線引きして自信ないものだけをマーキング
専門医コースレクチャーの効果もあり「これ知ってる!」という問題も多く、少し安心

比較的順調に解き終わり、残り30分で全問見直し
時間に余裕があったので、マーキングの有無に関わらず全問チェックしました
(実は1問、見直しの前に選んでいた解答の方が正解だった問題を後で見つけてしまいましたが、これは内緒です...)

帰り道、この経験を後輩たちに伝えていきたいと強く感じました

この試験を通じて改めて自分の未熟さと向き合い、これがゴールではなく新たなスタートなのだと実感しています

さて次回は、お待ちかねの心臓血管麻酔専門医の勉強法について詳しくご紹介します

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

次の記事はこちら

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