換毛期のススメ
今回は換毛期にやって頂きたいこと💭💭
書いていきたいと思います☺️
換毛期は、一年の季節の変わり目(暖かくなるタイミングと寒くなるタイミング)で年に2回〜数回起こります。
換毛のタイミングや、期間、回数は
その子その子によって違いますし、同じ子でも年によって変化します!
外気温の変化はもちろんですが、ストレスが引き金になることもあります😌
背中や頭を撫でてコミュニケーションを取りながら、
まずは、可愛いわが子が換毛が始まってないか見極めることがまず一番大事なポイントかなと、思っております☺️
換毛期はうさぎさん自身が必死で毛繕いを頑張って、沢山の毛を飲み込むと、
胃腸の運動が低下し、お腹が詰まりやすくなりますので、いつもより注意して体調の管理をしてあげてくださいね🐇💕
以下に、換毛期にやるべきオススメを記していきます👩⚕️
1. ブラッシング
ブラッシングは、換毛のお手伝いです✨
ブラッシングしないと毛玉になってしまう、アンゴラさんなどのうさぎさんは別として、
普通の短毛のうさぎさんは、換毛の時のみブラッシングを補助的にしてあげると良いです。
やり方はうさぎさんにとって無理のない範囲でやるのがベストだと考えています。
ブラシを使う場合、特にハードなものを使用する際には、やりすぎに注意です。
極端に毛が抜けてしまい、地肌が見えることは、病的ではないのですが、少々肌の負担になりますので、様子を見ながらやってみて下さい。
ブラシを使わずに、背中を撫でたり、軽く毛を摘んだりしただけでも毛が抜けてきますので、
そういった方法でも構いません。
換毛期はとめどなく毛が抜けてきますが、
軽く撫でることによって毛が抜けてこないくらいまで、ブラッシングで補助してあげるのがオススメです☺️
そうすることで、うさぎさんが身体を舐めて、抜けてくる毛が少なくなります。
ブラッシングをしたはいいものの、梳いた毛をきちんと取らないと、かえって毛を飲み込むことになり、危険ですのでご注意ください。
ブラッシングの最後には、背中を軽く撫でて、毛が抜けてくる量が少ないか、取り残した毛はないか、チェックするようにしましょう👩⚕️
実際にお腹が詰まってしまったら…
補足なのですが、換毛が引き金となって、実際にお腹が詰まってしまった場合は、
一旦ブラッシングは控えるようにしましょう。
胃腸の運動がストップしてしまっている時は、ストレスがさらに胃腸の動きを悪くします。
お腹が詰まったかも
(ご飯を全く食べない、動きたがらない、うんちがでていない、お腹が張っている)
と、思った場合は、
緊急を要する事態になりますので、
夜中でも空いている病院を探して、直ちにかかることをオススメします。
病院で処置をしてもらって、その後、通常の体調に戻ってから、ブラッシングを再開するようにしましょう。
2. 牧草をたくさん食べる
牧草を沢山食べてもらうことは普段から重要ですが、換毛期は特に重要になります。
以前お話した通り、繊維質が多く、含まれる繊維の長さが長いまま保たれた牧草は、消化管の動きを良く保ちます。
毛でお腹が詰まってしまうような場合、とんでもなく大きい毛の塊が詰まることは少なく、
うさぎさんの腸管の太さからすると普通に通過できるようなサイズのものが多いんです。
実際に、お腹が詰まった子の多くが、手術ではなくお注射や飲み薬などの内科的な治療で改善するのは、このためです。
物理的に毛を飲み込む量を減らすことも重要ですが、お腹が詰まる原因には、胃腸運動の低下も十分に関係していますので、
牧草をたくさん食べてもらって、うさぎさんにお腹をよく動かしてもらいましょう☺️
3. 過度なストレスを避ける
先程の内容と被りますが、ストレスは胃腸運動の低下を招きます。
ブラッシングのストレスには目を瞑るとして、
換毛期中はできるだけ、受けるストレスが少なくて済むように、
不要な外出や、ペットホテルに預けるなども控えた方がよろしいかと思われます。
4. お薬やサプリメントを利用する
換毛期になると食欲が毎回落ちてしまったり、よくお腹を詰まらせたりする子であれば、
予防として、かかりつけ医に相談しお薬やサプリメントをもらい、常備しておくのもひとつの手です。
先日紹介致しました、ラキサトーンもサプリメントのひとつで、味も好むうさぎさんが多いので、私も愛用しています🐰🥰
以上が、換毛期のススメ、4つになります☺️
最近は暖かくなってきて……とお伝えしようとした矢先、大変な寒波に見舞われていますが、
主様、うさぎ様ともにお体ご自愛くださいませ。