この時代で公開される意味、映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」
こんにちは、サカモトです。
本日は映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」を見に行きましたという話です。
ガンダムのすごさ
機動戦士ガンダムといえば、自分くらいの年代は興奮してくるものがあるんじゃないでしょうか。一番はじめに見たのは小学生の頃ですが、ただただかっこいいとか思って見てましたね。でも、このアニメの本当のすごさに気づいたのは、多分社会人になってからでしょう。
モビルスーツと呼ばれるロボットの描き方はもちろんのこと、世界観の作り込みや複雑な人間関係など今見ても秀逸です。あんなテレビアニメを40年以上前に作り上げるとはおどろきです。
ククルス・ドアンの島
この映画は40年前に放映されたTVシリーズの第15話、つまり約30分の話をリメイクしたものになります。連続放映の中でどちらかといえば、箸休め的な回ですが、ガンダムファンの中では神回と言われてたそうです。
あらすじ
ククルス・ドアンはジオン軍の元兵士でザクのパイロット。ドアンは戦争に嫌気がさして、戦争孤児とともに無人島でひっそりと暮らします。そのところにアムロが偵察に行くところから話がスタートします。アムロがドアンたちと暮らしていくことで、だんだんとドアンの考えや生き方に心を寄せていきます。しかし、そんな平和なところにジオン軍のザクたちが攻め込んできて、ドアンとアムロが撃退していくというストーリーです。
なので、モビルスーツの戦いというより、戦争孤児とドアンの話がメインになっているので、モビルスーツの戦いを期待していくと肩透かしになるでしょう。
ブライトのゆらぎ
これは社会人になってから知って驚いたんだけど、ガンダムの、メインキャラクターってみんな10代なんですよね。アムロが15歳、ブライトに至ってはなんと19歳なんですよね。これを知ったときには腰を抜かすほどびっくりしました。ブライトのあの貫禄で10代って!!!
この映画では、ブライトのゆらぎが見られます。アムロに対する態度が良かったのかと後悔するシーンがあって、前作のイメージを壊すものの、いやこれこそが10代の態度だよと納得するものがありました。10代なんだからね。
この映画の意味
この映画をこの時期に公開される意味は当然ながら考えさせられました。多分この映画の企画自体はだいぶ前だと思うので、ウクライナの戦争の話とは直接関係はないとは思うものの、世界では至るところで紛争などがあって、不幸な出来事があとをたちません。そうしたことへのアンチテーゼといった意味合いなんでしょうね。
ということで、今回は映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の紹介でした〜
最後に冒頭10分を公開していたので、貼っておきます。見に行くかどうかの参考にしてください。