ダモクレスの剣が最も印象に残った!「メタバース」を読んで感じたこと
今回は本です。今流行りのメタバースです。
作者
作者はcluster社のCEOの方です。ガンダムseedを見てプログラムの本を買って勉強し、clusterを立ち上げる前に数年間引きこもりだったそうです。引きこもりを経験すると、自分自身と向き合うからか、何か社会にインパクトを残す人が多い気がしますが、作者もその一人ですね。
clusterといえば、最近アップデートをガンガンしていて攻めているなという感じです。その中でも、ワールドクラフト機能はunityを使わず、マイクラのようにワールドを作れる機能で、自分の知り合いもワールドを作るようになっていて驚きました。
先日、寝たきりの女のコがワールドをどんどん作っていて感動した話を書きました。可能性しかない、そんな感じがします。
それから何度かその女のコと一緒に遊びましたが、行くたびにワールドが進化してて驚きでした。こんなにワクワクできるclusterすごいです。
メタバースの世界
これからはメタバースの世界と言われますが、正直業界の人が流行らせたいばかりのバズワードと思ってましたが、そんな体験したからか、メタバースの可能性は大きいかもと思うようになりました。
ただ、これからの時代はみんながいっせいに何かやるということはなくて、やる人はやるし、やらない人はやらないという風になると思っています。例えば、自分の親なんかはスマホ全盛のこの時代にいまだにガラケーです。だから、メタバースをみんながやるということはなくて、やる人はやるし、やらない人はやらないでしょう。
でもね、メタバースで生活する人は出てくるでしょうね。メタバースで学校行く、仕事行く、稼ぐということが可能になるんでしょう。そういうことが可能になるくらいの人がメタバースの世界に流れ込むものと予想します。
メタバースの歴史が面白かった
この本の中で、メタバースの歴史を詳細に紹介していたんですが、これがめちゃくちゃ面白かった。特に1960年代のVRゴーグルの名前が「ダモクレスの剣」と言って、あまりの重さに天井から吊り下げるタイプだったとか。他にもいろんなマニアックと言えるほどの歴史を紹介してたんですが、全部吹き飛びましたwww印象が強すぎです!
メタバースの未来
この本では、歴史だけではなく、未来も語られています。リアル世界と同様に第一次、第二次、第三次産業というように、アバターを作ったり、ワールドを作ったりして稼ぐ人がでしょうとのこと。これは全然遠い未来じゃないでしょう。もうすでに実現している人もいますしね。(人ではない説www)
そして、その他で印象的だったのは次の一節です。
これはメタバースとWeb3.0が結びつくと、遊んで稼ぐみたいなことができるかもよという話です。そんな時代になったらわれわれオジサンがついていけるんでしょうか?!
果たしてどんな未来が待っているんでしょう!