なんで僕に聞くんだろう 幡野広志
今日はとっーてもいい本を読んでいるのでその紹介をします。
その本は「なんで僕に聞くんだろう」です。
この本はいろんな人からのいろんな悩み相談に答えるものです。
これがすごいいいんです。
全てを見通す全知全能の人のようであり、
話の分かる学校の先生のようであり、
子どもに優しく教えさとす親のようであり、
読んでてとってもいい。
この本のよさを伝えたいけど、
僕には伝えられないなと思っていたら
著名な人が書評書いてました。
僕が説明するより他の人の書評を読んでもらった
方がいいと思います。
ビリギャルで有名な坪田さんもその1人。
「よく、
「インドに行ったら人生観変わる」と言いますし、
実際僕もインドにいって人生観変わったんですが、
インドに行かなくてもこの本読んだら変わります。」
すごい!でも、ほんとその通りかも。
今度はライターの古賀さんです。
「幡野さんの人生相談のなにがすごいのか。それは「相談」を見ようとせず、それを発する「人」そのものを見ようとする態度だ。見えるはずもない人を、そして失礼を承知でいうならば興味もなかったはずの人を幡野さんは、懸命に見ようとする。「人は」「男は」「女は」ではなく、「あなたは」で語ろうとする。」
これもその通りかも。
幡野さんの文章を読んでると不思議と相談者の姿が見える気がします。
そして、きわめつけが担当編集者の袖山さんです。
実はこの文章読んでこの本読むこと決めました。
「そんな幡野さんの姿勢に、共感する人も応援する人も続々出てきたのですが、一方で、批判する人、喧嘩を売ってくるような人も出てきました。ちなみにここで面白いのは、共感であっても逆であっても、みんな「強い思い」で幡野さんの方を向いちゃうことなんです。
なんでしょうか、この巻き込まれ感。」
この文章読んだ時なぜだか自分巻き込まれなきゃ、そう思いました。
この世の中には文章で人の心を動かしてしまう、そんな魔術師のような人がいます。
幡野さんは数少ない魔術師の一人です。
僕は早くどんどん読んでしまう方だと思いますが、
この本はそんなことしたらバチが当たりそうで。
ゆっくりゆっくりと、それこそ噛みしめるように
読んでます。
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