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どうしたら仕事が終わらせることができるのかという究極の問題に答えた名著「なぜあなたの仕事は終わらないのか」

先日、中島さんのこのVoicy聴いていて、中島さんの本を初めて読んだときのことを思い出したので、ちょっと紹介しようと思います。

今回しょうかいするのはこの本です。初めて読んだときは感動したんですよね。

あなたは仕事をきちんと終わらせてますか


仕事って毎日きちんと終わらせてますか。なんか終わらないとか、ずっとなんか追われているような感じになっていませんかね。僕もこの本読むまでそんな感じでした。当時はなんか追われているような感じになっていて、なかなか仕事が終わらない、きちんとこなせていないと思ってました。

それはなぜなのか、その理由がきちんと書いてありました。これを読んでから考え方が変わったんですよね。そういう意味でこの本は僕にとってターニングポイントになった本です。

仕事をきちんとこなすために何が必要なのか

結論を言う前に自分なりの解釈では、仕事をきちんとこなすために必要なことは、メリハリだと感じました。それまで、ずっと一生懸命、100パーセント、120パーセントの力を出す感じでやってました。でも、それだと息をつく暇もなく、疲れたりして、ミスも多いし、うまくいかなかったし、不測の事態が起きた時にうまく対応できませんでした。

そうではなくて、120パーセントの時と60パーセントの時をきちんと分けるべきだったんですね。では、いつ120パーセントで仕事して、いつ60パーセントにするのか、中島さんの答えがロケットスタート仕事術です。

ロケットスタート仕事術とは

この本の肝で有るロケットスタート術とは何か?

これは仕事の期日があったとしたら、締め切りまでの初めの2割の期間で仕事の8割を終わらせてしまう仕事術のことだそうです。10日間の期日を与えられたなら、初めの2日間で8割の仕事を終わらせてしまうとのことです。2日間で8割終わらせるということなんで、初めの2割の期間は猛烈に、それこそ界王拳を使うような感じで仕事にあたるそうです。もし、2割の期間におわらない場合は、上司に対して終わらないと言いにいくべきと説きます。これだと上司の方も期日直前ではないので、いくらでも対応できると言うことです。

ロケットスタート仕事術

あと、もう一つ重要な考え方として、最速で仕事を終わらせないということです。2日で8割終わらせられるなら、おそらくは最速で3日で終わらせることも可能です。でもそうしてはいけないと説きます。なぜなら、何か別の仕事が降りかかってくるかもしれないし、緊急事態に備えなkればいけないので、仕事には常に余裕をおたせる必要があります。だから、常に全力でいてはいけないそうです。

この説明は自分にとって目から鱗でした。自分の仕事に対する考え方を根底から変わって、そこからはメリハリを意識して仕事をするようになりました。なかなかうまくはいかないんですけどね。前よりは仕事に対する充実感みたいなものを得られるようになりましたね。

その他

この本には仕事術の紹介の他にいろんなエピソードが語られるんですが、特に印象的なものを紹介します。


筆者がWindows95開発時のマイクロソフトにエンジニアとして勤めていた時の顛末が超絶面白いんです。当時開発グループは二つに別れていて、エリート集団のカイログループと職人肌のシカゴグループに分かれていて、当初作者はカイログループに属していたそうですが、あまりに会議ばかりで嫌気がさしてシカゴグループに移ったそうです。それに対してカイログループの面々から突き上げをくらって、当時の社長のビルゲイツの前で申し開きの裁判のような事態まで発展しました。

カイログループが示したのが400ページに及ぶ中島さんを責める資料、それに対し、その時作者の中島さんが出したのが1枚のCD-ROMで、Windows95のプロトタイプを入れたものだったそうです。双方の言い分を聞いたビルゲイツはその場でカイロプロジェクトの解散を決めたとのことです。400人という社員と莫大な資金と時間を投じて開発してきたプロジェクトをです。

それ以外にも興味深いエピソードはいっぱいありましたが、この話が一番印象に残っています。中島さんんがいなかったらもしかしたら、世界は全然違うものになっていたかもです。

中島さんのメルマガはおすすめ

最後に中島さんのメルマガを紹介します。

中島さんの存在を知ったのはこの本ですが、それから中島さんはメルマガを毎週購読しています。これがちょっと専門的ですが、中島さんの意見をきっちりと反映されていて面白いです。おすすめです。


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サカモトダイジ
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