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10人に1人が亡くなった。助かって欲しい、救いたいと願った命。

 新型コロナウイルス感染症について、私が気にしているのは、感染者数ではなく、患者数、退院者数、死亡者数だ。

 日本国内の現状は、
4月24日12時時点で、患者7,577例、死亡者317名、退院者2,536名。
4月16日12時時点で、患者5,354例、死亡者136名、退院者935名。

 この8日間で、残念ながら亡くなった方は181名、幸いに退院できた方は1,601名。あわせて1,782名のうち、10人に1人が亡くなった
誰もが救われたい、そして、家族、友人、医療従事者、皆が助かって欲しい、救いたいと願った命だ。救われた命と救われなかった命・・・。

 入院中の人たちのどれくらいの人が寛解し退院できるのか。
医療現場で「患者対応極限状態」が続けば、より深刻になれば、救える命も救えない。

 無暗に恐れるのではなく、しかし、自らが感染しない、感染させないためにできることを取り組む。WHOが、政府が要請するからではなく、自らが取り組む。

 それでも、目に見えないウイルスに感染するリスクはある。その時には、感染したことを責められるのではなく、快復できるように社会に支えて欲しい。そのために、自分たちができることは・・・。私たち一人ひとりの取り組みにかかっている。



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