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Go Toキャンペーン第3段とは?

Go Toトラベル、Go Toイートに続く第3段のキャンペーンとしてGo Toイベントが10/29より開始になりました。

当初、Go To Travelは英語としておかしいといった揶揄もありましたが、冠に「Go To」を付けて二の矢三の矢を打つという方針としてのキャッチコピーとしては良いんじゃないかと最近思い直した今日このごろです。ちなみにですがGo Toトラベルは国交省(観光庁)が行い、Go Toイートは農水省、Go Toイベントは経産省が行っているというのが面白いですね。各省庁一丸となって経済再醒に向けて取り組んで頂きたいものです。

「Go Toイベント」とはどんなキャンペーン?

Go Toイベントは、全国で行われる対象イベントのチケットを購入する際に、チケットの2割相当分が(最大2,000円まで)割引になるというキャンペーンです。

経産省の公式ページによると、

チケットの割引・クーポンの付与により、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって甚大な影響を受けている文化芸術やスポーツに関するイベントの需要喚起を目的とした事業です。
また、本事業を通じて、文化芸術やスポーツに関するイベントに関わる方々に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策の実施を促し、三密(密閉・密集・密接)リスクを回避した新たなイベント手法に取り組んでもらうなど、「新しい生活様式」に対応した事業活動の推進と定着を促していくものです。(経産省Webページより)

だそうです。コロナ禍で経済的打撃を受けた旅行業界、飲食業界に続いてエンターテイメント・ショービジネス業界に向けた策だということがわかります。

対象となるイベントですが、全国のコンサートやライブなどの音楽イベント、野球やサッカーなどのスポーツ観戦、歌舞伎や演劇などの芸能イベントから、映画館・博物館・美術館・遊園地・テーマパークなども対象範囲となるようです。

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引用元:https://www.meti.go.jp/covid-19/goto-event/pdf/info.pdf


第1段ユニバーサルスタジオジャパンの1dayパスから

Go Toイベントの第1段キャンペーンとしてUSJのGo To USJ 1デイ・パスが20%で利用できるようになりました。このキャンペーンを利用することで休日祝日の大人1人の料金が1,680円安くなり、更に施設内の飲食やグッズ購入に使える1,500円のクーポンが付くため、総額で3,000円以上お得になる仕組みとなります。また、Go Toトラベルの地域共通券、Go Toイートのプレミアム食事券も併用できるため、更にお得に利用出来ます。

例えば4人家族であれば、

大人2名          = 3,360円お得
子供2名     = 2,280円お得
施設クーポン  = 6,000円分
TOTAL            = 11,640円分お得

ということになりGo Toイベントのみの利用でも決して馬鹿にできない割引額となりますね。

オンラインイベントも対象になる!?

Go Toイベントはあくまでフィジカルな形で開催されるイベントを対象としていますが、昨今多くのイベントがオンラインでのイベントを開催しており、それらイベントも今回のキャンペーン対象となるかは気になるところです。そこで経産省の特設WebサイトのFAQを確認すると、以下のような記載がありました。

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結論としては対象として適用されるようです。原則生配信イベントに限られるようですが、オンラインでのイベントであってもキャンペーンは適用されるようですね。例えばアイドルのオンライン握手会などにも適用できそうですが、ファンクラブ会員限定のイベントのようなクローズドなイベントには適用されないようなので注意が必要そうですね。

まだまだ続くキャンペーン。第4段は「Go To商店街」

そして第4段はGo To商店街というキャンペーンだそうです。
言うまでもなくコロナ禍において多くの商店街が大打撃を被っており、その支援のための施策という位置づけになります。
Go To商店街の特徴としては、これまでのキャンペーンは消費者に対して商品やサービスの一部を還元することで消費行動を活発化させる施策だったのに対し、Go To商店街は商店街の事業者に直接的な支援金を給付することによって商店街の活動を支援することを目的としていることです。

Go Toトラベル、イート、イベントのそれぞれの事業に関して一部では大手企業のみが恩恵を受けており、本当に困っている中小の事業者にまで行き届いていないのではないかという批判が一部でありますが、Go To商店街はある意味ではこれまでと一線を画する事業になりそうですね。

一連のGo Toキャンペーンを振り返ってみると、新型コロナに依る災厄によって国がこのようなキャンペーンを主導し、制度上の欠陥を少なからず指摘されつつも、すぐさま実行に移すというのは、これまでは考えられないような出来事のように個人的には思います。まさにやろうと思えば出来るじゃんという気付きが多くの人の中に生まれつつあるのではないでしょうか?

デジタル&フィジカルデザイン編集部ではこれからも政府が行う様々な施策についてもこれから着目していこうと思います。
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イラストの版元:<a href='https://www.freepik.com/vectors/modern'>Modern vector created by upklyak - www.freepik.com</a>

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