駒尺喜美『魔女の論理』
自分が何か駒尺先生のことについて書くのはおこがましいと思う。しかし、駒尺先生のような人がいたから今があるということを思うと、書かずにはいられない。
『魔女の論理』は今となっては古典だ。しかし、その内容はいまにもかなり通ずるところがある。例えば、有害な男性性などは駒尺先生の時代から指摘されていたことなのだと思う。むしろ、もっとひどかったのだろうなと。無条件にお茶くみをやらされることや、結婚後は(いや、生まれたときから?)男女が従属関係にあることなど、もっとステレオタイプがあっ