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マウスピース型歯科矯正だと、通院って本当に必要ないの?

はじめに

こんにちは。DPEARLです。

歯科矯正をしたいけど、できない。
いま一歩踏み出せない。

そんなふうに思っている方のうち、『通院がめんどくさいから』という気持ちを抱えている方もたくさんいますよね。
そのような患者さまの気持ちに寄り添いたい。DPEARLもそう考え、サービス向上を目指してきました。

その結果、DPEARLでは月1回程度の通院をすべての患者さまにお願いしております。

「え、結局通院があるの?」

そう思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、みなさまに質の良いマウスピース矯正を届けようと思うと、通院は必須なのです。
その背景と理由を、この記事ではお伝えしたいと思います。


マウスピース矯正における通院

マウスピース矯正では、歯科医・歯科技工士の豊富な知識のもと、デジタルシミュレーションを利用して矯正計画を立て、3Dプリンターでマウスピースを作成します。
ワイヤー矯正では歯科医自身の手に頼っていた矯正器具の調整が、マウスピース矯正だと3Dプリンター等のテクノロジーにある程度任せられるようになりました。

つまりマウスピース矯正では、矯正器具の調整に歯科医の手が必要なくともできてしまう。机上の空論では、通院が0回でも矯正が進むとも言えます。
しかしそんなマウスピース矯正でも、基本的に通院回数を0回にすることはできません。

「歯医者さんに対面で調整してもらう必要がないなら、通わなくていいんじゃないの?」

そう思われますよね。けれど、矯正の質を保証するために、マウスピース矯正でも大半の患者さまは通院が必要です。自宅だけで終わることはほぼありえません。
理由は大きく2つあります。

通院が必要な理由その1:マウスピース矯正でも必要な対面処置があるため

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まず理由の1つ目は、対面でしか行えない処置があるからです。
矯正における処置は、矯正器具の調整だけではありません。矯正を完成度高く仕上げるために、さまざまな処置があります。

歯の移動効果を高めるため、歯にアタッチメントと呼ばれるポッチを取り付ける処置。歯が移動できるようスペースを空けるため、歯の隙間をゼロコンマ数ミリ単位でやすって調整するディスキングという処置。
特にディスキングは、毎月の歯の動きに合わせて行うこともある処置なので、「1度に全部の隙間をやすって空けてしまおう!」などとはできないのです。

これらの処置が適当な計画だったり、そもそもこの処置自体がなかったりする場合、細部の調和が取れず、仕上がりの完成度は低くなります。これらの施術はもちろん、歯科医の手によって行われるしかありません。
つまり、マウスピース矯正でも、完成度をあげるためには対面での処置が必須となります。


通院が必要な理由その2:矯正の進行度を精度高く把握するため

最初にデジタルシミュレーションをして矯正プランを立てると言っても、実際の治療の進行度はまちまちです。
マウスピースが十分な時間装着できなかったなど、さまざまな理由で最初のプラン通りに矯正が進まない場合があります。

それなのに、治療の進行度をきちんと把握せず、矯正を進めていくとどんなことが起こるでしょうか。

歯を無理に動かすことになってしまい、神経を傷つける。
きれいに整うはずだったのに、歪みが残る。

せっかく歯並びをきれいにしようと思って始めた矯正で、歯や歯並びを傷つけてしまったら本末転倒です。

また、患者が撮影した歯並び画像をチェックするだけでは、歯の移動を精度良く把握することは不可能です。矯正による歯の移動量は数ミリ程度な上、画像では二次元的な情報しかわからないからです。

通院して対面診断を定期的に受けていただくことで、歯科医は三次元的に矯正の進行を逐一、それも精度良くチェックすることができるのです。


DPEARLのマウスピース矯正はなにが違うの?

前節では、マウスピース矯正にそもそも通院が欠かせない大きな理由2つを述べました。
また、さらにDPEARLでは、通院自体の質を高め、矯正効果を高めるサービスの開発にも力を入れています。

矯正効果を高めるためのDPEARLの特徴1:包括的な医療処置

DPEARLの歯科医は、前述のマウスピース矯正に必要なアタッチメント・ディスキングなどの処置はもちろん、スマイルライン・リップライン(=笑ったときの歯や唇のライン)や身体の状況もトータルで踏まえ、検診・処置を行います。機能面・審美面まで意識した多角的なアプローチによって、結果的に矯正効果を高めることができるのです。

医療の質に徹底的にこだわり、細部まで丁寧なケアを行うのが、DPEARLのマウスピース矯正の特徴のひとつです。

矯正効果を高めるためのDPEARLの特徴2:小まめで柔軟な調整・対応

DPEARLのシミュレーションは、日本人の骨格に合わせつつも奥行きのある歯科の知見があるため、最短でゴールへと導ける計画がなされています。
その上で、対面で細やかな進捗度のチェックを行うことで、そのスピーディーな計画に沿った治療が遂行されます。ときには、より効率よく歯並びを美しく整えていくために、矯正計画の微修正も行います。そして、歯の動きの調子はもちろん、虫歯や歯周病なども未然にキャッチし、予防することができます。

お口の中はカラダの一部であるからこそ、その時々の歯の状態を捉え、柔軟な医療体制でいることが大切だと考えています。

矯正効果を高めるためのDPEARLの特徴3:対面診断と独自のオンラインサポート機能の連携

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DPEARLでは、月に約1度のペースで患者さまに通院していただくことで、実際の歯の状況を精度高く把握し、お口の中での調整を行うことができます。
ただ、ここまでは通院だけの話。DPEARLはそれだけではありません。
矯正期間中のひとりの時間も、LINEを用いた機能『DPEARL support』でオンラインサポートします。DPEARL Support についての詳しい内容はこちら
通院によって歯科医が把握した進捗度や状況をもとに、スマホでの管理画面も更新され、自宅でのマウスピース生活が向上的に取り組めるので、努力不足や間違った方向への努力を防ぎます。

つまり、対面とオンラインの2つ柱でマウスピース生活をこまめにサポートすることができ、ゴールに向けて無駄なく計画通りに遂行することができます。

さいごに

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DPEARLでは、スマホによる自宅サポート機能だけでなく、対面での定期的な通院も大切な場として考えています。
それは、矯正効果を上げ、ゴールへと最短で導くためには必要不可欠なものだから。
歯並びを治したい、というみなさまの気持ちに真摯に向き合い、これからもDPEARLは、『患者さまにとって1番良いマウスピース矯正のカタチ』を追求していきます。

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