マガジン

  • 日々の気づき

    日々、考えたことを気ままに書いています。

最近の記事

劣化

散歩中、これを見つけてその正体がわかった時、思わずニヤリとした。 なるほど、これなら長年使い続けても、本来あるネットの部分がないので、取り替える作業が発生しない。 雨や酸素に触れて錆びたりすることはあっても、本来の機能は失われない。 古くからそこにあるものを見ると、だいたいどんな使われ方をしているか、自然の影響をどのように受けているかだいたいわかる。 海辺であればテトラポットの劣化具合で、潮の満ち引きの程度がある程度わかる。 よく閉会されるドアの下の床は、弧を描

    • 準備

      準備は大切である。 安くてついつい大量に買ってしまったピーマンを刻みながら、改めてそう思った。 食べるまでのプロセスをざっくりと工程分けしてみると、下記のようになる。 献立を考える→食材を買いに行く→食材を洗う→包丁で切る→調理する ひとつひとつの工程をさらに細分化すると、かなりの工程が存在する。 まず献立を考える時点でも、自分のレパートリーの中から考えるのか、新しく調べるのか。 新しく調べるのは、本を読むのか、スマホで調べるのか、それともテレビの調理番組を見

      • モーモーチャーチャー

        成城石井で見かけて、名前が気になりひとつ買ってみた。 まだ食べてもいないし、名前の由来なども全く調べていない。 外見を見る限り、プリンのようなものの上に少しのフルーツと白玉みたいものがのっかっている。 何も調べていない僕が予想するに、アフリカあたりの民族が食べていたスイーツ的なものがルーツではないかと思う。 単語に分けてみると、「モーモー」と「チャーチャー」に分かれるのではないかと考える。 どこかの部族の言葉なのか、オノマトペ的な言葉なのか。 少し脱線するが、

        • どこから

          たまに見かける、ポツンとあるショッピングカート。 誰が持ってきたのか、どこから持ってきたのか。 おそらく近くのスーパーからの帰りに、家まで荷物を運ぶのに使ったのだろう。 そして家にはおいておきたくないので、そのあたりに放置しているといった具合だろうか。 窃盗を犯すならば、もういっそのこと家まで持ってかえればいい。 もしくはマイバッグならぬ、マイカートを手に入れればいい。家から押して店までいき、そのまま押して帰る。 ただ、突如として現れるカートの孤独な佇まいは嫌

        マガジン

        • 日々の気づき
          0本

        記事

          神々

          今読んでいる本の表紙に、気になるイラストがデザイン されていた。 何かの神のように見えたので、他のページも調べてみると4つのイラストがあった。 それぞれ名前が書いてあったので調べてみると、ギリシャ神話の風の神「アネモイ」のようだ。 アネモイは風の力を司る神々で、それぞれが季節や方角と関連づけられている。 ボレアース(Boreas):冷たい冬の空気を運ぶ北風 ゼピュロス(Zephrus):春と初夏のそよ風を運ぶ西風 ノトス(Notus):晩夏と秋の嵐を運ぶ南風 エ

          遠近感

          奥に続いていく遠近感のある道をついつい奥に進んでみたくなる。歩いている時に突如出くわすと、我慢できない。 いつもと違うランニングコースを走っていて見つけた。 奥に何があるのか、どこに続いているのかという好奇心、そして、もしかすると帰れなくなってしまうのではないかという少しの恐怖。 吸い込まれそうな感覚になりながら、奥へと進んでみると神社の本殿があった。 創建は古すぎてわからないという、吉志部(きしべ)神社。 このあたりの「岸部」という地名の由来になっているそうだ

          遠近感