【京洛の森のアリス】に学ぶ
この内容は、2020年9月17日 Ameba Blog 分から転記したものです。
望月麻衣さん著作の【京洛の森のアリス】のコミックのチラ見できるサイトをパートナーの縁が見つけて、
何かエッセンスがあるのではと文庫本のほうの【京洛の森のアリス】を読むことになった。
著者の望月麻衣さんは、あとがきでジブリのようなファンタジーを書きたいという話しの流れからこの作品が出来上がったそう。
個人的に読んだ印象としては、
この世に存在する宇宙法則(物語中は森羅万象と表現されてる)をシンプルに表現して
実在しない世界と組み合わせて物語にされてるという感じ。
この物語の【京洛】の世界では、自分を偽ってはいけない。
心からやりたい事をやらなければならない。
でないと、老化が進み、この「京洛」の世界には住めないようになる。
さらには、お金が無い世界。
功徳を積み、その徳によって、ごはんが食べられたり住んだりできる。
仕事をしない者は、この世界に住めなくなる。
そして、他者にとって自分が必要な存在であること。
大まかにこれぐらいの法則があって、その法則に主人公のありすが沿いながら物語が進んでいく。
今、現実のこの世界は、自分がやりたい仕事だろうが、やりたくない仕事だろうが、
お金を稼ぐために仕事をすることが優先順位が高くなってないだろうか。
これでいいのか?
今の世の中お金で縛られていて、結婚をして家庭を持ち、家庭を維持するために働けば働くほど貧乏になっていく
というなんともおかしな世の中。
誰かが創り出したお金というシステムの上で生活をしているからおかしなことになる。
でも、スピリチュアル的な発想で言えば、この現実と思っている世界は自分の内的な反映なのだから、
自分の内を変化させてやれば、「京洛」のような世界が成り立つのではないかと思う。
偽りの自己ではなく、真の自己を蘇らせ、自分が現実のこの世界に降り立った意味を思い出す。
この世界に降り立った意味とは、自分がやりたい役割とも言い換えることができる。
例えば、この本の著者の望月麻衣さんは、この世界に森羅万象という法則をわかりやすく
多くの人に伝える役割を担っていると言えばわかりやすいのではないかな?
作家だから特別ではなく、誰か一人にきちんと伝えることも重要で、
親が子に法則を教え、守らせる役割は、誰だろうが関係なく親になる人が持っている役割。
このように、既婚、独身に関わらず、人と接して生きていくからには全員が何かしらの役割を持っているはず。
にもかかわらず、自分を偽って生きている人がいたらどうだろう?
その人とまともに向き合って何かを学ぶということをしようと思うだろうか?
思わないでしょ。
だから自分に正直に心からやりたいと思うことをやるような生き方をしないといけない。
しかも、それが人のためになることでないとやる意味がない。
一人だけで満足できることをやりたいならば、この地球に降り立つ意味がないと思う。
およそ70億人もいる地球で、誰とも接することなくたった一人の世界を創る意味がどこにあるのか?
意味があるならやればいいけど…。
人のためになるってことは、自分が他者に必要とされる存在ってことになる。
これって重要なキーワードで、自己価値につながる。
自己価値が低いと、他者に承認欲求が出る。
承認欲求のために迎合したり依存したりと5~6歳のうちはいいけれど、大人になってからは非常に厄介なもの。
人生を破綻させる人もいるぐらい。
自分が生きている意味を見出すためにも、まず自分を偽らずに自分の役割を全うする。
自分の役割を全うすることが、実は他者に必要とされる存在になっている。
つまり、法則通りに生きているということなので、その人を見れば法則がわかる。
なので、法則を見る上でその人がお手本のような存在であり、他の人に必要な存在になるという理屈。
でも、自己探究してても法則通りに生きるって難しい。
なんせ、探究を始めるまで、法則を無視して好きなように生きてきているので、偽りの自我の欲求が勝ってしまう。
それもいまだに…。
そこを自分で躾していくのが探究なんですけどね。( ̄▽ ̄;)アハハ…
このように考えていくと、「京洛の森のアリス」は勉強になりました。
法則をシンプルに捉えて表現された世界。
自分の内的な世界を学ぶ教材としての価値があるんじゃないかと思った。
ファンタジーの世界を描かれてもいるので、大人だけでなく、子供にとっても十分に理解できるし
そこから自分たちが住んでいる世界へと置き換えも簡単にできる内容。
あとは、この本を題材としてまた法則をより深く理解できたので、その体現を楽しんでやっていくだけ。
これが私の役割でもある。
さて、次は天花寺さやかさん著の「京都府警あやかし課の事件簿 4」を読み始めますか。
どんなエッセンスが詰まっているのか、ワクワクが止まらない~!!
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