Kenshiの絶体絶命
このゲームは厳しい。判っていたことですが。
ふたたび新天地を求めて南西へと旅に出ました。今回はなんと7人全員での出発です。これは肥沃な大地へ新拠点を作って移り住むと決め込んでのもの。これだけ人数がいれば多くの荷物、資材をはこべるため、住む場所を定めればすぐにでも家を建築できます。
夜明け前に出発してとくに何事もなく到着したんですよ。ただそこは乾燥地帯に栄えたテックの街で、良い義足こそ手に入ったものの近隣地域ではまったく居住に適した場所を見つけられませんでした。水辺だからいけると思ったんですけどね。
その街に一泊して翌日には次の街へ。巨大なスキンスパイダーが門から街へ入っていったので住民なのかな?と思ったのもつかの間、街の中でスキンスパイダーに人間が襲われていました。防衛が機能していないならず者の街だったのです。
おもしろそうなのでこの街を拠点にしようと決めて家を買うことにしました。しかしいざ建築をしてみると使用できる施設に限りがあり、なにより発電設備の設置場所が屋上にしかなかったんです。市街に個人の生産設備をたてることはできません。なので屋外専用の設備が作れない。
これでは不便なので諦め、さらにもう一つ遠くの街を目指しました。資材はほぼ使い果たしてしまったので現地調達しなければなりません。仲間が二人増えて荷物運びの牛も買ってしまい、さらに家を買ったのでお金がない。さらに下半身の防具を売ってまで良い装備の設計図を買ったためマジで47円しかない。まあでも、どうにかなるだろうと楽観していました。
ここで急転直下。この近くのエリアに最高の立地を見つけてしまったのです。前の拠点と同じ乾燥地帯ではありますが、必要な資源が手の届く範囲内にあり、なおかつ近くには以前よりハイレベルな道具が手に入る街がある。こんな良い場所はなかなかありません。
ここを拠点と定めて設備レイアウトを決め、さっそく作業にとりかかりました。資材を購入して建築したもののまったく不足しており、これはがんばって資源を掘って売るという地道な作業になるぞと、たくさんの仲間をたのもしく思いながら完成図に思いをはせたのです。その夜は資材不足で家を建てるのもままならないままキャンプファイヤーで野宿となりました。
ここから地獄の始まりです。最初に襲ってきたのはボーンドッグの群れでした。その中にはリーダー格と思われる強力なボーンウルフ。いきなり数人の仲間がたおれ、戦闘後に治療はしたもののしばらくノックダウン状態となりました。
そこに襲い掛かってきたのがピークシング。小さな首長竜みたいな肉食獣です。小さいと言っても3メートルぐらいの個体もいる。これもなんとか撃退といきたいところですが、なんかさらに巨大な個体が突進してきてメチャクチャにされてほぼ全滅状態となりました。
地獄の夜はまだ続きます。さらにスキンスパイダーの群れに襲われて主に鍛冶を担い近接戦闘もできる仲間スペイドが右足を失う大ケガ。身体ステータス「不自由」となってしまいました。もう一人では逃げることすらできません。それ以前に9人中7人が意識不明。どうにもならない。
失神していた仲間が一人目を覚ましたため仲間をひとりかついでもらい、街へ走れと命令します。そのあいだに自分は一つしかない寝袋で寝て体力を回復させる。敵と互角にたたかえるのは自分だけなため、せめてケガした腕が動くぐらいには回復しておきたい。このゲームには「不自由」のほかに「生きたまま食われる」という状態が存在します。仲間を守らねば。
一人かついで街へ走った仲間、ついこのあいだ仲間にしたばかりの男は、遠くから走ってきた首長竜の一撃で即死しました。このゲームで即死はなかなかありません。それほど戦闘力に差があるということです。かつがれていた仲間は地面に放り出されて失神していたため襲われずに済みました。
以上、現状報告です。
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