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一周年でした
noteを始めて、つまりジャンクギター修理を始めて一年が経ちました。いまは初めてレスポールタイプに触っておりますので初心にかえって楽しみながら作業したいと思います。これは「やらなきゃ!」とならずに楽しく、自分を楽しませるよう誘導していく方法論の模索という側面もあります。遊びをつまらない義務にしてしまえばそれを放棄する自分がありありと浮かびます。それはすなわち「達成できない」という結果に繋がるもので、言い換えれば「達成するためのモチベーションをいかに作り、維持するか」という命題にアクティブで前向きな欲求を向けていくことでジャンク修理という遊びはより楽しいものになる。ひいてはすべての行動の傾向にその影響によってクセを付けていきたいと、そういう目的もあったりなかったりするものであります。
さて作業。まずレスポールタイプのブリッジアースはテールピースの支柱から出ているそうです。そしてポットのアースに・・・あれ?ジャックに繋がってる。
コンデンサが繋がってない、配線が全部黒。ボディのポット穴からキャビティ内に液体が流れこんだような跡あり。前の持ち主が修理に挑戦して途中であきらめた個体なのでしょうか。でもこの黒の配線はピックアップのと同じっぽいし純正かな。線の被覆がやたら分厚いのは時代なんですかね。
とにかく現状の配線は参考にできないと判断してイチから調べていきます。
ギターワークスさんの配線図が分かりやすかったのでこれを参考にします。ていうかレスポールタイプはホット用のシールド線を使いすぎじゃないですか?スイッチから出るやつ3本ともそうでしょ。なんか無駄が多いように見えてしまう。スイッチそこじゃなくてよくないかなって。操作性の問題なんですかね。
とにかく組む直前までもってきました。ただいくつかの小さな葛藤がありまして、ここにも決定していかないと作業が進みません。
古いホット線を流用するか
しないなら新品の線の長さは足りるか
新品はどの線を使うか
足りないなら古いのを流用するかそれとも買うか
まず確認すべきは新品の線ですね。どれぐらいの長さが残っていたか。これが足りるなら使いましょう。足りなかったどうするか。古い線は流用しないことにしましょう。なので新品の白いシールド線を使用し、足りなければ買い足すという方針で作業します。
ピックアップの導通確認とブリッジアースの導通確認もやってしまいましょうか。部品はいったん全部はずしたのであとは配線の切り出しと組み立てのみです。だいぶ進みましたね。とりあえずテスターだけ用意して切り上げます。