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【開催ダイジェスト】DAY2 自分軸の見つけ方

11月2日土曜日の9:00から「土曜日の学び舎~わたしたちのウェルビーイングプログラム~ 2期」のDAY2「自分軸の見つけ方~強みを自覚し、変化の波を柔軟に乗りこなす~」を開催しました。

DAY2は、フリーアナウンサーの舟倉薫さんに講師をお願いしました。
しなやかな自分軸をもって選択し、人生を積み上げている舟倉さん。
受講メンバーにとっても、改めて自分軸を確かめる時間となりました。

舟倉さんに、開催後の所感をうかがいました。

【DAY2を終えて】

昨年に続いて講師を担当させていただきました。ありがとうございました。

今回のテーマ「自分軸」を考えるうえで、振り返りと言語化は欠かせない要素です。
40代前半フリーアナンサーがもがきながら、自分の中から掘り起こした”軸”を大切に生きている。
そんな経験談からそれぞれに気づきを得てもらえればと臨みました。
さすが、勇気をもって「土曜日の学び舎」へ参加した皆さん!前向きなエネルギーを交換する時間でした。
自分自身への理解を深める作業は、聴き手の存在が大きな助けになります。こうした仲間とのご縁をどうぞ大切にしてくださいね。

【過去の自分を振り返る】

自分軸探しは「わたしは何をしたいのか?」を問い続けることだと思う。
その為には、徹底的に過去の自分を振り返る作業をしたい。仕事を始めて以降だけでなく、子どもの頃からの経験を振り返ることがヒントになる。
わたしは何にときめくのか?何をしている時が心地よいのか?を振り返る。

その後に、「わたしは何をしたいのか?」を言語化。
ここ数年のわたしが大切にしているのは「体温を感じる声で、言葉で、周りの人を少し幸せに」。
アナウンサーとしてだけでなく、人としてありたい姿であり、こういう姿勢で仕事・ボランティア・家事に取り組めている時のわたしは最強なんです!

【他者がどう思うかではなく、自分を主語に】

小休止タイムで「大人げないけど、やっちゃうんです」をテーマに各々1分トークを実施。他者の評価ではなく、自分が幸せに感じることを誇らしくユーモアを交えて話す姿は、いきいきとしていましたね。

人生の変化の波を乗りこなすのも、自分を主語にできればこそ。

わたしも変化の波に溺れそうになった経験があります。
約2年半前、夫の転勤で慣れ親しんだ宮城を離れ、レギュラー番組を全て手放しました。
転居後、不妊治療に専念した半年間は、他者との交流はほとんど無し。
年齢的にもいまは不妊治療に専念するのが良いんじゃない?という考えに流されていました。

しかし、「わたしは何をしたいのか?」を思い返し行動に。
「体温を感じる声で、言葉で、周りの人を少し幸せに」
言葉で他者に関われる場を求めて、地元ケーブルテレビへ履歴書を提出。それからの2年間は、担当番組でのアナウンス、経験をもとにした提案を聞いてもらえる環境、人との出会いも獲得。納得しながら日々を過ごせています。

【しなやかな軸であれ】

会社の事情、結婚、不妊治療、夫の転勤。30代後半~40代前半にわたしに訪れた変化の波です。同世代では、子育て、親の介護に奮闘している友人も多い。そして、今後も変化の波は押し寄せ続けます。
他者から見ればさざ波かもしれませんが、当事者にすれば、気を緩めれば溺れてしまいそうになる。時に、左に揺られ、右に押し返されを繰り返しても良い。足元さえぐらつかなければ、戻ってこられる。目指すは、しなやかな軸。

その為には、日々の行動を振り返る癖をつけたい。
わたしの場合は、晩ごはんを食べながら「こんな事があって、こう思ったから、こう行動したの。」と、夫に聴いてもらっています。
解決策は求めていないと事前に伝え、ただただ聴いてもらっています(笑)

言語化すると、自分の行動への理解が自然と深まる。
「土曜日の学び舎」でともに学ぶ仲間は、そんな相手になるかもしれません。
勇気をもって一歩踏み出したご自身と仲間へのリスペクトをもって、この後も素晴らしい時間を過ごせることを願っています。

【参加者の声】


他人の評価ではなく、自分は何を感じてどう思ったのか、これを繰り返していく。そして振り返りを聞いてくれる存在を持つ、これまで生きてきた中に自分がやりたいこと、楽しいと思う事、大切にしたいことを見つけていく事が自分軸に繋がる。ブレても良い、でも足元さえしっかりしていればバランスはとれるからという言葉にとてもグッとくるものがありました。日々、自分はどう考えてそれを行動したのかなど振り返りながら前に進んで行きたいと思いました。

日々の仕事に追われて過ごしていて、自分軸を全く考えていなかったことに、気付かされました^^; 介護の仕事を始めてからは、特に人の目ばかり気になって、他人の目(他人軸)で物事を考えたり、行動しているなぁと思いました。これからは自分自身をしっかり持って、他人に振り回されず、俯瞰して物事を考え、行動していこうと思いました。 まずは、過去を振り返り自分軸について考えてみたいと思います。

朝から舟倉さんの暖かい声で励ましてもらい感動しあったかい気持ちになりました。どんな状況でも常に自分と向き合って一生懸命努力し、自分らしく生きていこうとする様子がとても感動的でした。 自分軸と言うことを初めて考えさせられました。 結婚し子育てに流されている自分がいて、それは流されていると言い訳だったとも感じました。 自分で決めた結婚、子育てをしていく中で確かに問題に直面しながらも、わくわくしながら子育て生活も楽しんでいる自分にも気づき、これも自分軸を形成しているとも感じました。 自分軸をしっかり持ってそれを大切な人と共有していく。そうすることで、相手からもより理解され大切にされる。相手の軸も大切に思える。 自分軸とは何か改めて考えていきたいです。

個人的にもタイムリーなテーマで、とても興味深くお話を聞かせていただきました。 前例を壊しても良いんじゃない?という言葉に救われつつ、自分の中にある思い込みや調べない甘さも指摘された気がしました。小さな振り返りを習慣にして、PDCAを回していきたいです。

舟倉さんがすごく丁寧に自分軸について振り返ってくださり、勉強になりました。話し方に説得力があって、引き込まれました。私自身、自分の幸せを表明する、そういったことの繰り返しで自分軸を取り戻したと思っているのですごく共感しました。

「体温を感じる声で言葉で、周りの人が幸せになってもらいたい」という、舟倉さんの想いが伝わってきて、ウルウルする場面が何度かありました。舟倉さんから、想いを伝える話し方を学びたいなあと思いました。思い込みせずに、知らないことを調べる力が大事。なぜこの作業をするのかを考えて行動し、終わったら振り返る。自分の行動を言葉にしてみる。最近、日々何かに追われながら、忙しそうに生活している感があったので、まさに振り返る機会となりました。

自分軸を決めるためには自分自身のことを自分が1番知る必要があると感じた。そうすることで、目標が生まれるかもと前向きな気持ちになれた。自分がどう生きるかは自分自身で考える権利があり、それに向かって生きていれば充実した人生を送れると感じた。
振り返る=反省だけではないと気づいた。振り返りと聞くと自分の中では反省など次回に活かせるために失敗したことを考えてしまうことが多かったため、自分が心が動いた瞬間や楽しかったことは何かを考えると中々出て来ないことが多かった。しかし、今回のお話を聞いて楽しかった思い出などを振り返ることで自分自身をより知ることができ、自分軸を見つけることができると感じた。

講義内のフィードバックで、他の受講メンバーの方が「どういう時に心が動いたか、ワクワクするような振り返りの仕方を今までしたことがなかった」とおっしゃっていたのを聞いて、まさに私もそうだ!と思いました。 今の自分の想いから過去を探るような振り返りの仕方をしていたので、どうもしっくりこなかった部分があるんだなと気づきました。 当時の自分の気持ちを思い出しながら過去を振り返ることで、なぜ自分が今のこの仕事を選択しているのかというところの軸がもっと見えてくるのではないかと思いました。

舟倉さんが話されている中で、「私は〇〇と思う(感じる)人間のようです。」という言葉が印象的でした。ご自分の事をしっかり振り返られていて、客観的にとらえられていると感じました。だからこそ、悩みながらも自分を保っていられるのだなと思いました。
自分軸はブレてもいい、しなやかに揺れながらも、中心に戻ってくればいいという言葉がとても響きました。

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〔土曜日の学び舎‐働きなおし、はじめの1歩|わたしたちのウェルビーイングプログラム〕とは?

世界最大のプロフェッショナルネットワークであるLinkedInによる社会貢献活動「LinkedIn Social Impact」からご支援をいただき、ワンエムイノベーションが実現するプログラムです。 地方の女性の機会格差の解消と女性の働き方の多様化をめざして、地方の女性のエンパワメントに取り組むNPO等が協働する活動です。

プログラム詳細:
 
https://www.1mm-innovation.com/manabiya-2024
(2024年度の募集は終了しております。)

《主催》一般社団法人ワンエムイノベーション
《共催》SRUST
《協賛》リンクトイン・ジャパン株式会社
《後援》せんだいタウン情報 machico
    INTILAQ東北イノベーションセンセンター
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