アウトドア・インドアの“アウト・イン”って何なのさ
私はアウトドア派だとよく言われます。
確かに休日はサイクリングやキャンプをしており、家に居る時間の方が少ないです。
一方でパートナーは、根っからのインドア派です。私が誘わない限り休日も外出する事は無く、フリーランス(末端絵描き)になってからは、通勤という概念も無くなった為、インドア派に拍車が掛かりました。
しかし、私は自身が“アウトドア派”だとは全く思いません。
アウトドアって、もっと仲間と交流や協力をしたり複数人で行う活動だと私は思うんですよね。
私にとってアウトドア・インドアの“アウト・イン”というのは“アウトプット・インプット”の事を指すのでは無いかと時々思うのです。
私は自分自身をアウトドア派だと思わないと先ほど書きました。サイクリングをすると言っても1人で、更に目的が公園に行ってベンチで本を読んだり、note等の執筆活動をすると言った内容なので、話しかけられたりしない限り、他人と会話をする事はまずありません。キャンプでも自発的に他の宿泊者と交流する事はまずありません。本を読んだり、外に出ることによってアイデアを得ようとする部分で見ると“インプット”の多い屋外活動と言えます。
私はサイクリングをする時に住宅街を見下ろす小高い丘の上にある公園によく行くのですが、風が気持ちよく吹き抜けるからでしょうか、四季の移ろいをを肌で感じられます。四季の風を感じながら読書をすると内容が普段より鮮明に頭に入って来ますし、丘から住宅街をボーッと眺めていると、次のnote記事のアイデアが浮かんだりと、頭の中がスッキリと整理されます。
一方でパートナーは、自宅で漫画やイラストを描きながら友人や同じ趣味を持つグループでオンライン通話をして意見や考えを相談したりと、インターネット上とは言えども他人と関わりを持っています。自身を発信するという部分を見ると“アウトプット”の多い屋内活動と言えます。
フリーランスになってからは、新しい作品作りにも精力的になり、イラストや漫画のみならず、ネイルアートやペットの似顔絵ボードの制作にも取り組むようになりました。また、絵のタッチもデフォルメ調に書いてみたりと、多彩になりました。私はイラスト制作には詳しく無いので、他者との関わりを持たないと得られなかったアイデアとも言えます。
私からしてみればパートナーの方がよっぽど“アウトドア派”なのではと思うのです。
だからってこれは私の考えであり、この理屈をnote以外で声高らかに言うつもりもありません。私は他人からアウトドア派と思われる事に違和感は覚えつつも、不快感は無いので、この先も“インプットのためのアウトドア活動”を続ける事でしょう。