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今年聴いた音楽まとめ 20231209

去年あたりからSpotifyは、ユーザーがその年に聴いた音楽傾向をまとめて一年の終わりに教えてくれるようになった(追記:調べたら2018年頃からあった模様)。
そんなSpotifyが投げてきた2023年の音楽履歴を記しておくことも無意義ではなかろうと思い、ここに残しておくことにする。


バランスは良いようだ。

まず全体的なジャンルとして、このような構成になった。
どうやらロックを一番聴いていたようだ。正直ロックといっても色々あるのでこれだけ見ても何を聴いていたのかよく分からない。ただ後にも書くが、おそらくbring me the horizon(BMTH)ばかり聴いていた事が反映されているのだろう。俺は一度何かのミュージシャンにハマるとなかなか他を新規開拓できないという難儀な性を抱えている。
次にポップ。ロックよりも括りとして広範なため、内実がなんとも抽象的である。こちらはSpotifyのグローバルチャートTOP50をやたら聴いていたことが影響しているように思う。あとはtiktokなんかで流れてきた耳ざわりの良い音楽をダウンロードしていたのもありそうだ。具体的にはポストマローンの「Sunflower」とか。あれ好き。
またラップも聴いていたようだ。しかしそんなに聴いた記憶はない。疑問に思って自分のプレイリストを漁ってみると、車の運転中にスパイダーバースの劇半を四六時中流しまくっていたことに思い至った。そういえばあれもラップに区分されてたな。あれは大変良い。ローテンポでポップさが溢れていて、あの映画の出来を補完していた。
そしてJアンビエント。これもまた後で書くが、自分の履歴の中では一番再生回数が多かった。というのも寝る時用にプレイリストを作成していたからで、そのせいで俺の再生回数TOP5は全部アンビエント音楽という有様である。
最後にJポップ。これはバンプとスピッツがメイン(特にバンプの「ギルド」には憂鬱な月曜日の出勤時間に大変お世話になった)。あとはアニソンとか。これに関しては本当にみんなが知っているような曲しか聴いていないので割愛する。カラオケで歌っても変な空気にならない曲、と言えば分かるだろうか。


たくさん聴いていたようだ。

トップソングに移る。前述したようにいずれも睡眠導入用に流していた曲がランクインした。
1位はKazuma Okabayasi,Genfukeiの「unexpected」。合計再生回数は497回。最初の再生が1月1日という、トップになるべくしてなったような出会い方をしていた。さらに睡眠用プレイリストの最初に配置していたためにこの順位になったものと思われる。ゆっくりとした曲の立ち上がりが冒頭に相応しいと考えたからだ。


中々に偏りがひどい。

2位以下はこんな感じ。冥丁の曲が3つもランクインしていた。いずれも深遠な静けさを感じさせる曲で、昼寝と創作のインスピレーションを求めるなら最適である。ぜひ一度試聴をおすすめする。


すごいのかすごくないのか。

そして1年の合計再生時間は63731分。世界中のリスナーの上位3%だそうだ。これがどれくらいすごいことなのかは不明だが、寝る時も聴いていた成果が出たようだ。まあ別にこの結果を狙っていたわけではないのだが。ただ1日で聴いた最大は実に12時間以上ということで、自分でもこれはちょっと驚いた。マジで記憶にない。
あと画像は残っていなかったのだが、聴いた曲の数は1800曲程だった。集計方法が不明なのでなんとも言えないが、1日大体5曲ほど開拓していたようだ。


中々いい音楽を作る人だ
4月。

トップアーティスト1位は再生回数上位5位以内にランクインしていた冥丁。聴いた時間は9921分で全リスナーの上位0.005%。冥丁の月間リスナーは約28,6万人なので単純に計算すると上位14人に入っているということだろうか。最も再生した月は4月。


好きなバンドだ。

2位は俺の大好きbring me the horizon。俺の感覚では断然こっちの方を聴いていた記憶がある。ポップなロックから狂人のようなデスコアまで幅広くこなしている印象。ここ数年はポップ路線に舵を切り、古参のファンを切り離しているようだ。実は今年彼らが主催するフェスがあったのだが、俺は予定があって行けなかった。マジでクソである。ちなみにこのバンドの入門には「amo」が良いと思う。気に入ったら「That's the Spirit」や「Post Human:Survival Horror」を聴くと良いだろう。最も再生した月は10月。


インストは好きだ。

3位はtoe。一昨年あたりにやっていた「sonny boy」というアニメに使われていたことで知った、インストゥルメンタルバンドである。ドライブ用に聴いていた。静かなギター?の音が好きで、主張しすぎないところもポイントが高い。最も再生したのは6月。


下二つはそこまで聴いた記憶はなかった。

トップアーティスト上位5位はこのような形になった。正直予想とかなり異なっていた(まあなんでもいいのだが)。


名作は不滅である。

2023年の音楽傾向として回帰的であったようだ。確かにEarth, Wind & Fireの「September」やGrover Washington Jr.の「just the two of us」といった古いメジャーな曲を聴いていた。あとはfalloutなんかで使われていた懐かしの曲とか。世にある「名作」と形容されるものには、しっかりとそう言われる理由があるのだと知ることができてよかった。


今年はこんな感じであった。
来年はどんな音楽に出会えるのか、今から楽しみで仕方ない(一月にはbmth
の「NeX GEn」もリリースされる)。

以下に今年のお気に入りの曲を適当に貼っておく。ぜひ聴いてみてほしい。



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