見出し画像

味の違い

今回、カレーを3品作りました。

一つはパリップ(豆のカレー)です。
ちょうどムング豆を切らしかけていて、何時もなら1.5カップくらい使うのに、今回は1カップくらいしかなかったので、人参と大根を少し多めに入れて、野菜カレーのような仕上がりになりました。

ムング豆に、キューブカットした大根を入れて

人参も入れて加熱していきます。
この時点で、豆が隠れて見えていない…汗

サラダ脂少々に、ターメリックを加えてグツグツと煮ると…

こんな感じで出来上がり。

本来なら、テンパリングに玉ねぎも使うところですが省略です。
正しいのだろうか?
スパイスの香りや酸味、苦味を足すだけなら、玉ねぎは必要なのか?

ジュワッと入れて再加熱してあげたら、パリップの完成です。

あと2品は、チキンカレーです。
一つは鶏むね肉を使い、もう一つは鳥ももミンチを使いました。

むね肉カレーのスパイスは、クミンベースにカルダモンと八角で爽やか系を狙いました。
パウダースパイスも特に変わったことはせず、ターメリック、カイエヌペッパー、コリアンダークミン、塩くらいです。
今回もトマト、ニンニク、生姜は使いませんでした。

フライパンを温め、油をたっぷり目(何時も測りませんが、大さじ3杯くらいかな?)に入れ、そこへホールのスパイスを投入。
シュワー&プクってしてきたらオッケー!

粗みじん切りした玉ねぎを炒めていきます。

火を一旦止めて、玉ねぎに満遍なく絡めて、弱火で加熱して香り引き出します。

一口小くらいにカットしたむね肉を加えて、先ほどの玉ねぎと絡ませながら炒めます。

今回は、簡易和出汁を用意しました。

先ほどの出汁をフライパンへ入れます。
鶏がらスープを用意してなかったので、替わりにコンソメの素を一つ入れて、20分ほど煮込んで完成させました。
この後、豆腐を一丁加えました。

ラストの鶏ももミンチのカレーは、マスターシードをスタートに使い、苦味の要素としてフェヌグリークを。

クローブ、カルダモン、シナモンと、どちらかというとビーフカレーでよく使うスパイス構成ですね。
色目的に赤いレッドカレーに仕上げたかったので、パプリカパウダーを使い、辛さの要素であるカイエヌペッパーだけに頼りませんでした。
この時点では、玉ねぎしか写っていませんが、ホールトマト缶も最後に使いました。

スタートスパイスから始めて(ブラウンしか普段は使わないのですが、今回はイエローマスターシードも使ってみました)

玉ねぎを炒めていきます。

しっかりと炒めたら、一旦火を止めてからパウダースパイスを入れ、満遍なく絡めて弱火で加熱します。

鶏ミンチはいきなりフライパンへ入れずに、水から鍋で煮て、ほぐすようにして使いました。

ザブーンとフライパンへ放り込みます。

グラグラと煮るのですが、ここでもコンソメスープの素を使いました、

ここで、ホールトマト缶の登場!
玉ねぎを痛めるタイミングじゃない入れ方は、正しいのか?
少なくとも加熱する時の手間は省けますね。

木べらでトマトを潰すようにしながら煮込んだら完成です。

スパイスエッグも用意しました。
これに、パパドをプラス。

盛付けスタンバイ‼︎

今回は、こんな感じに出来上がりました。
『本日の気まぐれプレート』
・白ご飯
・鶏むね肉と豆腐の和出汁カレー
・鶏キーマのカレー・大根と人参のパリップ
・ローステッドスパイシーエッグ
・パパド

今回、コンソメスープの素、簡易和出汁を使いましたが、旨味の要素的には全く問題がなく、鶏ガラや、カツオ/昆布からお出し作りする手間を考えた時、スパイスの要素が大きなカレーにおいて、そこまで拘らなくてもいいのかなぁ〜と考えさせられました。

いいなと思ったら応援しよう!