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ステロイド並みに効果のあるサプリメント

よく「ドーピングに引っ掛からないもので、ステロイド並みに効果のあるものってないんですか?」と聞かれます。私として「禁止リストに載ってなければ良いのか問題」は業界の課題の一つであるとは思っているのですが、今回の論点はそこではなく、効き目の話ということでお願いします。

私自身が実体験としてステロイドの効果を語ることはできないので、あくまで使用している人の変化と見比べての話になりますが、ウルソル酸、アラキドン酸、は弱いステロイドくらい効果あると思います。

ウルソル酸は、骨格自体がパッと見ステロールですし、構造からしてもう期待が持つことができます(?)。ウルソル酸は、必要量を摂取すると、それだけで成長因子の発現を促したり、強力に筋委縮を抑制したり、脂肪燃焼にも大いに貢献する作用を持っています。飲むだけで筋肉が増え、脂肪が落ちるような性質を持っていると言って良いかもしれません。私自身は2012年くらいに初めて飲んで、その効果に驚いた記憶があります。がっつり減量していても筋力が落ちず、しっかり力が入る感覚がありました。ただ、あまり消化には良くないようで、腹の調子を崩した人は何人かいました。

続いてアラキドン酸。アラキドン酸も卵や肉食べてれば自然と摂取される広義の必須脂肪酸であり、ドーピングになることはありませんが、こちらの方はウルソル酸と違って、サプリメントで長期的に大量摂取するのは中々リスクを伴います。卵黄50個食べてるのと同じことだったりしますので。しかし、その筋肉増強作用は強力で、ステロイドユーザーが「ステロイドサイクル中並みのパンプ感」と言っているのを聞いたことがあります。

リスクを回避するには「アラキドン酸フェイズ→オメガ3フェイズ」に期分けをし、採血の結果と照らし合わせながら回していくのをオススメします(※アラキドン酸をサプリメントで摂るなら、という話で、あえてススメはしません)。サプリメント使わないなら、「卵の黄身大量丸飲みフェイズ→サーモン熊並みに摂取フェイズ」とするようにします。

具体的な摂取量や摂取期間に興味がある方は、オンライパーソナルで。

ただ、書きました通り、健康的な方法とは言えませんので、「少々具合悪くなろうが筋肉を増やしたい」というスタンスの方向けの方法であることをご理解ください。

しかし、その効果が凄いのも事実です。

【参考文献】
■ウルソル酸が骨格筋インスリン/ IGF-Iシグナル伝達を増強し、萎縮関連骨格筋mRNA発現を阻害するよ
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21641545/

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