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水子について思う事



水子れい園

たまに水子をモチーフにした絵を描きます。
個展に展示中の「水子れい園」は子供の頃にたまに連れて行かれた水子の霊園がモデルです。

個展
https://sunabagallery.com/upcoming/20231007_Dounuts/Dounuts.html

自分には生まれる前になくなった兄がおりその子を供養するため足を運んでいました(本当は妹もいたみたいだけどこの子は家の事情でいなかったことになってます)
小さい子供を抱っこしたお地蔵さんがいてお菓子がお供えされています
そして習字のうまいおばちゃんが4千円くらいで卒塔婆を書いてくれます。
正直ボッタクリだと思う。


絵を見てもらうと分かる通りわたしの描く水子さんは明るいです。

水子といえばたまに「水子の呪いが〜」みたいなのを見ますが自分はそれは絶対ないと思ってます。
というのも特定の誰かを呪いたい、「憎い」という感情はある程度幼児の脳が発達してから得るものだと思うからです。
基本赤ちゃんの感情はまだ快か不快しかなく水子さんは「憎しみ」を覚える前に亡くなられた訳ですから呪うなんてことできないと思います。

もし快不快以外の感情があるとするならば「ママ、パパが好き」という純粋な気持ちしかないと思いますよ。

だからわたしの描く水子さんは無垢で可愛いです

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