車の最高速度
車で走る上で絶対に知っていないといけないのが「車の最高速度」
最高速度なので厳密に言うと1km/hでも超えると違反になります。
逆に、最高速度に近い速度で走るのが良いとされていて、自動車教習所での検定でも状況によりますが最高速度を5km/h以上下回ったり、加速が遅かったりすると、「課題外速度(加速不良)」という減点になります。周囲と比べてあまりにも遅い速度で走ると円滑さを欠き、他の車に迷惑をかけることになります。
道路における最高速度は2種類あります。
1.規制速度
道路や交通の状況に応じて定められた最高速度のこと
で、標識や標示によって示されています。
ただし、原動機付自転車は時速30kmを超えて走行し
てはいけません。
2.法定速度
車種ごとに定められた最高速度のことで、速度規制が
ないときはこの法定速度に従います。
・一般道路…自動車は時速60km、原動機付自転車
は時速30km
・高速道路…高速自動車国道では
時速100km
・普通自動車(三輪のものを除く)
・準中型自動車
・中型乗用車
・大型乗用車
・車両総重量8,000kg未満最大積載量
6,500kg未満の中型貨物自動車
・大型自動二輪車
・普通自動二輪車
時速90km
・大型貨物自動車
・特定中型貨物自動車
時速80km
・牽引自動車
・大型特殊自動車
・三輪の普通自動車
※往復の方向別に分離されていない道路での
最高速度と、自動車専用道路での法定速度
は一般道路と同じです。
最高速度は超えてしまうと速度超過(スピード違反)になりますが、遅くなりすぎても他の車に迷惑をかけてしまうことになります。また、高速自動車国道では最低速度(時速50km)もさだめられていて、他の交通を妨げる目的で遅い速度で走行すると場合によっては煽り運転とみなされます。
最高速度をしっかり確認して安全で円滑なカーライフが送れるようにしましょう。