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【車なし北海道周遊#5】世界三大夕日!釧路の夕日に大感動。勝手丼やスパカツも

1週間の旅行を振り返ってみても、釧路で過ごしたこの日が一番充実していて一番楽しかったかも、と思う。札幌や函館のように観光名所が多いわけでもないけれど、私は釧路という街がとても好きになった。(長文です)

和商市場で勝手丼と夕張メロン

朝ごはんはもちろん「和商市場」狙い。ゆっくり堪能できるように早めに出発!くしろ湿原ノロッコ号が11時台だったので、ホテルを朝9時頃にはチェックアウト。思い思いの海鮮を買うと、丼にしてくれるという「勝手丼」をもちろん楽しみにしていた。勝手丼の由来は以下。

釧路駅から徒歩1分の場所にあり、地元住民に愛されている和商市場の名物「勝手丼」。自分の食べたい海産物を少しずつ買って、ご飯の上にのせてもらって丼ぶりにするものである。食堂で出してもらう海鮮丼とは違って、自分で好きな具を盛りつけることができ、市場の新鮮な魚介類をその場で味わえると人気だ。値段によって、量の調整もでき、楽しく食材選びができる。手持ち金の少ない旅行中のライダー達に、買ってきたごはんの上に少しずつの海産物を乗せて販売したことがきっかけで広まった。

たびらい>北海道観光情報 より
釧路駅から徒歩1分くらい
わくわく!

中に入ると「おねえさん、朝ごはんは??」と色んなところで声を掛けれる。今探してます〜というと「まずご飯を買って戻ってきてね!」と必ず言われる。ごはん(お米)を買うところと、海鮮を買うところが別らしい。先にごはんを買って、思い思いの海鮮を好きなお店で選ぶスタイルのよう。

とりあえずフラフラ。

花咲蟹、赤が濃くてインパクト大
函館の朝市と似た感じかな
ごはんやさん発見!

迷っていても仕方ないので、まずはごはんをゲット。サイズは小サイズ~特盛サイズまで色々あった。お腹すいてたので中サイズ(180円)にした。

海鮮丼作るぞ~
どれにしようか迷ってしまう

写真におさまりきらなかったけれど、この3倍くらいの種類の海鮮があった。青シールで釧路産って書いてあるものがおすすめとのことで、とはいえ種類多くて迷ってしまう。店員さんが、「イカがおすすめですよ」とか「この辺のものなら花咲蟹いいですよ」とかアドバイスをくれ、じゃあそれで……的な感じで、良い感じにのせてくれる✨

じゃーん! こんな感じになりました! 

いくらがキラキラしてる

結局いろいろと欲張って、2,000円くらいになった。でもお店で海鮮丼を食べてもウニやらエビやら入ってると2,000円以上するし、お得感はあったかな。ホタテが肉厚で、とってもおいしかった! あと、私が単純にたまご焼きが好きなんだけど、たまご入れると映えるよね!

最初にごはんを買った店に戻り、カニ汁を注文したら(目をつけてた)20円オマケしてくれた🦀笑

週一で食べに来たいよ
もちろん、夕張メロンもGET(480円でした)

くしろ湿原ノロッコ号で、塘路までの旅

さて、本日のメインイベントである「くしろ湿原ノロッコ号」に乗るため釧路駅へ。時間があったので、駅のパン屋さんでコーヒーを買って飲んでたんだけど、北海道のカフェ安くて嬉しい。180円くらいだったと思う。

こちらのパン屋さん。パンもすごく美味しそうだったな~くしろ湿原パンもあったよ!

ノロッコ号、30分前くらいにはホームに来ていたかな。指定席なので慌てる必要ないんだけど、早めに来てしまったので写真を撮る。

くしろ湿原ノロッコ号だ!
行先は塘路駅(とうろ、と読むのだそう)

ノロッコ号は、以前に富良野でふらのラベンダー駅まで乗ったことがあるので2度目。こちらは緑の車体なのに対して、富良野のほうは紫だった。風が通り抜けそうな、吹き抜けのある車体で楽しみ。

ちゃんと湿原側の窓側を指定

JR北海道フリーパスは指定席を6回まで予約できるのだけど、旅が始まる前に「えきねっと」で指定席を取ったのはこの列車。湿原を走るのに、湿原が見れない席になっちゃうと悲しいからね~ 検索したところ、進行方向に向かって左側の窓側(A席)が湿原側ということで、それで予約をしました。

中に入ると、釧路湿原のタンチョウのパネルだったり
湿原を行くノロッコ号の写真が飾られていました
席はこんな感じ
ところで私、この北海道とうきび茶が大好きです!(北海道限定なのが悲しい)

出発時刻になると、団体ツアーで参加してるお客さんたちがどんどんと乗ってきた。別に良いのだけど、一気に賑やかに。笑 指定席は余ることなく全て埋まっていたので、やっぱり早めに予約しておいてよかったと思う。

出発!!

走り始めると、隣に座ったおばさまたちがおにぎりやザンギを食べ始めたので、おいしそう……となる。笑

最初のほうは、普通の森のような風景が続く。途中で長いこと停車したときに、反対側の住宅から小さな男の子と女の子が顔を出していて、こっちに手を振ってくれていたのだけれどすごく可愛かった。夏休みだろうし、毎日のようにノロッコ号に手を振ってるのかもしれない。

細岡駅
途中で乗車証明書が配られる。記念になるので嬉しい
ちょっと湿原ぽくなってきた

シカが水浴びしてる様子なんかも見れたんだけど、遠すぎて写真は撮れなかった。

あっという間に塘路駅に到着!

終点なので、塘路駅で全員が降りる。車内で出たゴミなども集めてくれて、すごく快適なノロッコ号でした! 

塘路駅についてはあまり調べていかなかったのだけれど、小さな雑貨店・飲食店・レンタサイクルのお店などがありました。塘路駅内にも小さなカフェがあったよ(撮影不可)。

木組みの駅舎がかわいい
ウォーキングマップで周辺をチェック

塘路駅自体には長居できるようなスポットはないのだけれど、レンタサイクルor徒歩で、塘路湖や展望台などにいけば周辺も観光できるようだった。レンタサイクルのお店もあったので、行ってみようか迷ったのだけれど……この日も写真の通りの快晴、うだるような暑さで(32℃くらいだった)。あんまりここで無理しないほうがいいかなと判断。乗ってきたノロッコ号で引き返すことにしました。周りを見てても、ほとんどの人が同じ列車で釧路に引き返していたように思う。
※ちなみに、ここから釧網本線で網走方面に進むことも可能

帰りは指定席をとっていなかったので、自由席車両へ。こちら、空いていたのでかなり快適だった!
自由席車両は普通のボックス席が並ぶ車両なのだけれど、ノロッコ号の吹き抜けの車両に拘りがなければ自由席でも問題ないと思う。大きな窓を一人で独占して、ゆっくりと釧路まで戻りました。

フィッシャーマンズ・ワーフと釧路川

釧路に戻り本当に汗だくすぎたので、休憩できる場所を探す。駅前はさきほどのパン屋さん以外にカフェなどはないのだけれど、駅前のホテル・釧路ロイヤルインの一階に小さな喫茶店が入っているのが見えたので入ってみることに。

釧路ロイヤルイン

ここ、駅前で休憩するときにおすすめ!すいていたし、ランチメニューも充実してた。飲み物だけ飲んで30分程休憩する。隣に地元民と思われるおばあちゃんが座る。メニューを見て、お店が推しているっぽいホットサンドで迷っていたものの、結局アイスコーヒーを注文していた。新聞で読んだ事件について時折話しかけられたりしてお喋り。この街に住む人は、こうやってお茶したいとき、どこに行くのだろうと思ったりする。

涼んだので、「フィッシャーマンズ・ワーフ」に向かう。再びドーミーインのある辺り。昨日ドーミーインのお姉さんが、お土産を買うならここ!って教えてくれたんだよね。そんなに買わないと思うけど、釧路川も見たいと思った。

あの大きな建物がフィッシャーマンズ・ワーフ

午後2時くらいだったのだけど、晴れていたのもあって水面がキラキラして本当に綺麗だった。暑いけれど、外でずっと写真撮ってしまった。

釧路川がキラキラ

フィッシャーマンズ・ワーフ内は、確かにお土産屋さんがたくさん並んでいて、私もここで富良野カレーとか買ってしまった。(釧路関係ない。笑)
展望台があるのかな?と3階まで登ってみたのだけど、上の階は市の施設になっていて特に展望スポットはなかった。

カニのUFOキャッチャーがあった

フィッシャーマンズ・ワーフは、植物園と繋がっているので一応そっちにも足を運んでみた。植物園、入った瞬間に暑さでモワッとしたな。。

植物園の中に、ホットサンド屋さんのキッチンカーを発見!Egg Cafeというお店でした。お腹もすいてきてたので、一番スタンダードな、ハムチーズのホットサンドを注文する。

キッチンカーで買うことはあんまりないんだけど、ホットサンドにすごく惹かれてしまった
置いてあったポストカードのイラスト、本当にかわいかった。作者の方を検索してしまう

5分くらいでホットサンドが提供され、せっかくなので釧路川を見ながらランチにする。これ、本当に美味しかった! ホットサンドってたまに食べると美味しいよねえ。家にもホットサンドメーカーあるけど、埃かぶってるな…w

景色も良いし(ちょっと暑いけど)、おいしかった💛

そのあと、幣舞橋と釧路川の景色をもっと上から見れないかなあということで、「釧路市立美術館」に行ってみた。

美術館のある建物の展望会から

その後、日没時間を調べると18時45分ごろとのこと。絶対に夕日が見たかったのだけど、まだ2時間以上もある……ということで、とりあえずホテル移動をすることに(二泊取れなかったため、ドーミーインからコンフォートホテルに移動する必要がある)。予約のタイミングとかもあったので仕方ないけど、同じくらいの値段なのにホテルのグレードがだいぶ違うのでちょっとしょんぼり😞

北大通の景観、すごく好き

世界三大夕日!釧路の夕日に大感動

18時過ぎに幣舞橋に戻ってみると、すでに夕日が出ていた。綺麗だった。この景色が、本当に本当にとても美しくて、なんだか感動してしまった。ずーっと写真やら動画を撮ってしまった。笑

幣舞橋から①

釧路の夕日は「世界三大夕日」の一つらしい。他は、フィリピンのマニラ、インドネシアのバリ島らしい(あとで調べた)。全部アジアなんだね。釧路の夕日が綺麗なのは、湿原の水蒸気が関係してるとか……。釧路港に来た船乗りがこの夕日の美しさに感動して言い伝えられたってエピソードをネットで読んだら、釧路いいな、港町らしいエピソードいいな!と思った。

幣舞橋から②
幣舞橋から③
フィッシャーマンズ・ワーフ横の道から

釧路のソウルフード、スパカツを食す!

夕飯どうしようかなと考える。前日は夜泣き蕎麦だったので、釧路最後の夜となる今日は、できたらお店で食べたい。帯広で超気に入ったインデアンカレーにするか? いや、やっぱりスパカツいってしまう? と思いつく。

スパカツは、釧路のソウルフードとのこと。名前の通り、スパゲッティ(ミートソース)+トンカツを鉄板にのせてジュージュー焼きながら食べるもので、とにかくカロリーやばそうなので食べなくていいかなと思っていた。笑 あと、味の想像ができるし。しかし、せっかく釧路にきたんだから……精神が発動したので、やっぱり行ってきました泉屋本店

泉屋本店は、幣舞橋から徒歩1分くらい。

ドキドキ
昭和のレストランって感じ!テンションあがってしまう

近くの席に、グラタンを食べている親子がいて、グラタンおいしそう~と浮気しそうになったんだけど(グラタン、牛乳がおいしいし絶対おいしい)結局ド定番を注文。

おいしそう!!

ジュージューしていて、思ったよりだいぶ熱かった! すぐには食べられない。

食べてみると、予想以上にめちゃくちゃ美味しい💛 ミートソースにトンカツが乗ってるというよりは、麺が焼けていてトンカツとよく合う。絶対に食べ切らないだろうと思って挑んだんだけど、完食してしまった。笑 
小樽で「あんかけ焼きそば」が有名なのと一緒かも。寒い地域だから、あったかく食べられるものが良いのだろうね(次は冬に来たいなと思った)

そんなわけで、釧路は大充実の大満足な一日だった。
実は、ここに来るまでは釧路を拠点に根室・納沙布岬まで行けないかなどと考えていた。最東端って行ってみたくて。根室までが電車で約3時間、そこから納沙布までもバスで1時間以上と相当遠いことがわかって諦めたんだけど…… 釧路だけで大満足だったよ! 本当に良かった。

最後にもう一度、KUSHIROの文字を見に、幣舞橋まで。本当に綺麗な夜景だなと思う。大満足で悔いなし。釧路は2泊取っていたけれど、明日は朝イチで網走に移動しよう。そして網走監獄も行ってしまおう、と心に決めた。

なんでCoolなんだろうか?この文字が建てられたのは2019年らしい
いつまでも見ていられる

宿泊先情報

釧路、かなりホテルが混み合っていて(たくさんあるようには見えたけど、数が少ないのかな?)二日目はこちらへ。できれば二泊ともドーミーインに泊まれたら良かったんだけど……。
ごく一般的なビジネスホテルではあったけど、部屋は狭めな感じだったかな。スパカツ食べて、部屋に戻ってシャワーを浴びて寝るだけだったので、不便はなかったです!

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