専門性とは何か?~淡路島の玉ねぎ編
ビジネス気学アカデミー主宰の永井 堂元(ながい たかゆき)です。
3連休に淡路島に行ったときの気づきを何度か記事にしました。
そして今日のお題。
こちらも以前、「専門性をどう定義しますか?」という記事の中で、
>専門性って何でしょうか?
>ボクは「分類ができること」
>そして「分類の細かさと体系化」が一つの定義だと考えます。
>これは、別に「専門家」でなくても「愛好家」「詳しい人」「おたく」が
>持っている共通の資質でもあります。
と書きました。
今日は、それを「淡路島の玉ねぎ」を素材として料理してみます。
玉ねぎは、意外にもデータをみると、
大人の場合は好きな野菜の上位にランキングしています。n=600
https://www.takii.co.jp/info/news_220824.html
ボクが暮らす福岡県の糸島では、
●AEONなどの全国チェーンは、価格面で北海道産の流通が圧倒的に多く
●地元(地場チェーン)のスーパーでは、お隣の佐賀県産を多く見かけます
兵庫の淡路島産は、ほぼ見かけません。
ボクの生まれ育ちは神戸だったので、
玉ねぎ=淡路島産が、デフォルトでした。
やはり、甘味と柔らかさでは、群を抜いていると思います。
固有名詞は出しませんが、東京でも評判の★★獲得の
和食店や老舗のすき焼き店では、実は「淡路島産の玉ねぎ」
一択で、指定して使っています。
玉ねぎは1年を通じて、見かける野菜の1つです。
あまり詳しくない・興味のない人にとっては、
①新玉ねぎ ②普通の玉ねぎ、の2つの分類になるでしょう。
少し詳しくなると、
収穫の時期により、3つか4つに分類・体系化できるかもしれません。
極早生(ごくわせ) 早生(わせ)晩生(おくて)
ボクの中での認識や分類もこのレベルでした!
淡路島の八百屋さんでは、店頭で
もっと細かく4,5つに分類しているところもありました。
これが専門家や、玉ねぎ好き、玉ねぎオタクになると、
産地だけではなく、品種や生産者にも、
こだわるようになるわけですね。
おそらく、果物、たとえばブドウだったら、
マスカット
巨峰
ベリーA
デラウェア
などという品種は普通にご存知でしょう。
だけども、「玉ねぎの品種」と言ってどれだけの方が、
固有名詞をあげることができるでしょうか?
実は、ボクも「全然知らんかった~」のレベルで、
今回仰天したのです。
淡路島の場合
極早生種の主な品種[極早生種]:
スーパーアップ、スーパーリニア、浜笑、浜の宝、T-456、春いちばん、
レクスター、アリオン、浜育ち、貴錦、センチュリー
早生種の主な品種[早生種]:七宝早生7号、七宝甘70
ホワイトたまねぎの主な品種[ホワイト種]:ホワイトベアー
中生種の主な品種[中生種]:
ターザン、ターボ、ケルたま、うずしお、アンサー
晩生種の主な品種[晩生種]:ネオアース、もみじ3号、もみじの輝、
赤たまねぎの主な品種[レッド種]:T-457、紅、アーリーレッド
(笑笑)
太字はボクが知っていた品種。たった3つだけでした。あとはすべて初耳。
参考サイト
北海道の場合~主な品種
スーパー北もみじ
北はやて2号
もう少し玉ねぎに興味を持ってみようと、
誓った今回の淡路島旅行でした。
タイ、ヒラメ、カレイ、スズキと白身の魚を食べ分けるように、
玉ねぎオタクの人は上の種類を味わい分けたり、
使い分けたりしているわけですね。
(九星気学)目利き=九紫火星 玉ねぎ=四緑木星