TTP(徹底的にパクる)か?IMS(一切真似しない)か?
福岡県糸島在住の
ビジネス気学アカデミー主宰の永井堂元(ながい たかゆき)です。
東京から親友が来福しました。
前回は、イカ刺しが食べたいということで、
老舗料亭で大箱の「稚加榮」に案内したのですが、
今回は完全にお任せということで、
ボクのおすすめの一軒にお連れしました。
稚加榮
今回、案内したのは、福岡市南区の高宮という
高級住宅地の中に、ひっそりとたたずむ
「焼き鳥と熟成魚」のお店 木崎です。
高宮の隠れ家で熟成魚と関東焼鳥のコースを思う存分に - RKBオンライン
ふくおかの地魚応援の店|焼とり 熟成魚 木崎|
メニューは、おまかせのコースのみ。
ご夫婦2人で営まれる計13席のお店です。
前半は、熟成魚の一品料理が何皿か並び、後半に焼き鳥が出てきます。
魚は九州近海のものを、素材によって数日から、数十日熟成させます。
ボクは、最長で、伊達マグロの45日熟成をいただいたこともあります。
調味料も市販品は使わず、すべて手作りのこだわり。
鶏も宮崎のハーブ若鳥を一羽まるごと、朝にさばいています。
長崎産甘鯛(7日熟成)を松笠造りにしたお椀
熟成魚とそれに合わせた日本酒のマッチングで、いつも大満足。
焼き鳥が出始めて、「あ、ここ焼き鳥屋さんだったんだ!」
と我に返ります。
ちなみに、焼き鳥屋さんは、全国に約8500店舗あり、市場規模は
2200億円ほどあるといわれます。
魚と焼き鳥の両方食べれる居酒屋さんもたくさんあります。
熟成させたネタで握るお寿司屋さんも、最近は増えてきましたね。
でも、熟成魚X焼き鳥は、おそらくここだけ。
唯一無二、オンリーワンのお店です。
・早く成功したければ、既にうまく行っている人のまねをして
徹底的にパクル(TTP)ことが重要だとネット起業界隈の
スクールでは教えています。
その意味では、ここの店主 木村さんは、不器用で職人・研究者肌。
一切真似しない(IMS)で店を続けてこられました。
もちろん、「絶対真似しない」といっても、たとえば、
焼き鳥は、大濠の「鳥次(ちょうじ)」で修業されていますので、
ベースはそこで培われたものです。
ボクは、木村さんが、独立してこのお店を開く前、
やや高単価の居酒屋の料理長&店長を任されているときから
知っていましたので、「自分のお店が持てたときの喜び」や
「コロナでお店が営業できず、弁当販売でしのいでいた時期」など、
これまでの紆余曲折も感じていました。
実は、ボクが東京(大田区)と福岡(南区)の2拠点生活を
送っていた4年間は、隣駅の大橋に住んでいて、
コロナ自粛期間は、しょっちゅう弁当を買いに来ていました。
いまようやく時代が追いついてきて、繁盛店に。
一品一品、料理を出すごとに、
ドヤ顔で「こだわり」を丁寧に説明してくれます。
ボクのようなオタクには、それが楽しくてしょうがないのです。
★早く成功するために徹底的にパクるか(TTP)
★自らの納得感、満足感のために一切真似しないか(IMS)
もちろん、二者択一ではありませんが、
求道者(ぐどうしゃ)から学ぶことも多いです。
大将、ボクが先日、小倉の「天寿し」に行ったことも、
ちゃんと把握していました。(汗)
(九星気学)魚=一白水星 鶏=七赤金星 熟成=五黄土星