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"doubt weekly" 2022/9/27(分裂恐れるなかれ!)
doubles studio weekly news
2022年9月27日収録・9月29日公開
Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): さあ復帰だ。どんどん読んでどんどん答えていく感じにしようか。
Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): そうね。
C: いっぱいある。JCが送ってくれてたニュースを順番にね。
JC: 今日もなんかあったね。
C: 今日は国葬の日。フランス代表はサルコジ。
JC: へえ。ほおん。
C: オバマ来なかった。ジャスティンは前日ドタキャン。
JC: トルドー、あれは大事件。ははは。
C: 今ちょうどやってるのかな?
JC: 日すら知らなかった。
C: 国内無視の姿勢で。はははは。二週ぶりに行ってみましょう。
土地は燃え、コンクリートは溶ける。ハルマゲドン宣言を発布
C: メドベージェフだね。
JC: ここに来て発言力が増してる。うん。核……使いまっせと。それを完全にロシア発信で報道してるのが凄い所で。
C: 動いたね、この二週間は。
JC: そうね。どこがどうなってるのか把握しかねるトコがあるけどね。実質もう戦争状態じゃないの。日本領事が拘束されて国外退去とか……。まあまあ、戦争ってたいていはそういうので始まる。
C: そうね。イタリアはどう?(<イタリア総選挙 初女性首相の右派政権誕生へ>)
JC: あぁ。めちゃくちゃ投票率低かったらしいね。EUというかNATO側としては望ましくない結果だろうね。やっぱりイタリアは面倒な国だなぁってなるだろうな。イタリア、ギリシア、スペイン、ポルトガル。この辺りの国がEU変換へのきっかけになるだろうね。東サイドはどうしてもロシア戦線になるから意見がぐちゃぐちゃ。混濁してる。エネルギー問題も繋がってるし。
C: トルコの動きも面白いね。
JC: 面白いな。トルコは……何したいんだろうって。
C: 昔からトルコ凄いなと思ってる。動じないよね。
JC: 動じないね。
C: 動じないとも言えるし、平気で全部の風受けちゃうとも言えるし。
JC: 慣れてるんだろうね。
C: へっちゃら。
JC: もともと色んな歴史の起点になってる所でもあるからね。そういうのに強い国民性なんだろうな。トルコ料理ですよね。混ざってる。世界三大料理でしょう。
C: そうなんだ。
JC: トルコ、フランス、中国?
C: お腹すきますね。
バイデン、ステージでまた挙動不審
JC: くくく。すごいよね。あんな人が国のトップだと思ったらぞっとする……。
C: こういうのも話半分だからね。
JC: わざとかもしれないし。
C: いるのかもわからないんだから。
JC: 今の岸田さんと一緒でしょう。ほぼほぼ何やってるのか分からない。何をいくら言ったって代わらないし降ろせない。どうなってるのか、でも降ろせない。
C: みんなすっかり忘れてるくらいの。
JC: 今出て来てる首脳陣は全員ね、ほぼほぼクローンみたいな見え方しかしない。自分の中ではね。スカスカ、というか。
C: 岸田さん……。
JC: 変な話、彼はもっと大胆でもっと酷なやり方も出来るポジションではあったけど、「何やってんの?」くらいのレベルで……虎視眈々とちょこちょこ悪い事してるみたいな感じだから。それを裏の弱体と見るのか、日本は独自路線でもっとドープで陰湿なものを持ってるのか。その辺はまだ判断しかねる所だけど。
C: うん。
JC: 日本の陰湿さは……そろそろみんな気付かないとね。
C: 陰湿さというか、今のこれ日本がやってるんじゃないの? もうそう思っちゃってるよ。はははは。
JC: 日本がやってるんです。
C: きっとそうなんだろうな。
JC: 日本がかなりの中心にいるということをね、そろそろ気付かないと駄目です。「反DS」と言ってる人達が今気付かないといけないのはそこです。いい加減気付け、と。
認可された銀行の借り手は有害な通貨での融資をルーブルで返済することが出来ます
JC: これね。ロシアとの関係上ドルが邪魔なり、ドルを使う事で経済的に不利な立場になる場合は、直接ルーブルで取引出来るんで……ドル経済での不利な部分を一切なしですっ飛ばせますよ、っていう。
C: ドル飛ばしちゃう。
JC: 完全にドルを不換紙幣として考えてるとしか思えないアイデアだよね。素晴らしいと思った。決定的な大ニュースだと思ったけど、あんまり騒がれない。ははは。
C: 介入失敗……なんだろう、介入失敗「劇場」みたいな、これからやるであろうね。全然他人事じゃないんだけど。はははは!
JC: そうですよ。
C: やめてもらえませんか。ははははは。
JC: 出来ればやめていただきたい。でも仕方ない。あまりにも罪深い。
C: 他人事みたいに話すでしょう、特にご年配の有識者の方々は。
JC: 実際我々もそういう所はあるけどね。若干ね。ははは。他人事みたいに言わざるを得ない所ある。
C: 他人事の中身が違うよ。
JC: 行かなくていいからね、自分達は。
C: 行かなくていいのもあるし、持ってる物使い切って死ねばいいと。それだけよ。実際他人事だよね。まだもう少し先が長いわれらは……。
JC: そうね。リアリティあるからね、全然。
C: うん。
JC: どっちにしろ今の中国・ロシアにおける日本の立場だけを一時的に捉え過ぎてるというのはあるかもしれないね。その先のビジョンまではみんな持つ余裕がない。それは結構問題。
C: 順番が逆だよね。
JC: 順番が逆。もうちょっとやっぱり先を見て、今どういう舵取りしないといけないのか……して欲しいからね、直接出来ないわけだから。これからのロシア、アジアの中における日本。「アメリカを連れて来ない日本」ね。
C: ちょっとこの辺は曖昧な話になってしまいますが。
JC: まあ……戦局だけを見てるようでは、振り回したい政府の思惑通りにしかならない。全部0か1の話しか出来ないと思うけどな。
C: うん。
ゼレンスキー大統領が国連総会で演説 長距離ミサイルの供与を呼びかけ
JC: うん。うん……。うん。…………。
C: 絶句。無言。
JC: それ……その中に所謂「核」的な物を含む発言をしたから、それを受けてプーチンが核使うなら核使うぞ、と。そしたら「ロシアが核使うぞ」と言い出した……。何も示唆されてないのにいきなり核使うぞと言ったわけじゃないのに、報道はそうなっているよね。
C: ふん。
JC: ニュース見てたのね。字幕読んでたらちゃんと言ってるのね。向こうが使うって言ってるからこっちも使うよって。そうなってるのにテロップは「核の使用を示唆か」みたいな。
C: そういうテクニックが随所にね。
JC: 全部がそうなってる。
C: たまにテレビある所行くとびっくりするね。浪花節、から騒ぎ、暴力。それと変なテクニックばっかり上手くなってる。中身ない。刺激だけ。
JC: あれ見ててマジなんだろうなと思うと、駄目だこりゃって。希望を探しながら歩くのはもうやめた。あいつらには絶対に無理。知りたくないんだもん、本当の事なんて。と、思うようにしてみる。
ラブロフ外相、国連総会にて
C: <……にて「現在、安全保障理事会の15ヵ国のうち、6ヵ国は西側グループを代表している。それが来年には7ヵ国になる。日本が現れるからだ。日本の政策は米国やNATOのそれと少しも違いがない。>
JC: うん。面白い。今ラブロフの記者会見なんて、立ち見が出るくらい大人気。
C: うん。
JC: 世界中の記者がいる前で……ねえ。日本をそんな風に言わないでよ。注目されるじゃない。ははは。
C: イーロン・マスクに続き。
JC: そうそう。
C: あえて日本。はははは。
JC: ね、知ってるんですよ、彼らは。日本がいかにドス黒い国か。バレてます。イスラエルなんてまだマシだと思ってる。もっとえげつない国があるぞって。
C: わざわざ日本。
JC: そういう所でヘラヘラして、どっちつかずでポワンとしてた点では安倍君はちょうど良かったのかもしれないけど……。対外的にね。その良い顔をするために日本国民を皆殺しにしたのは犯罪。当然ね。犯罪組織ですよ。
C: 国葬の話題に帰って来た。
JC: この間面白かったのが、エリザベス女王が死んで、まだ国葬の前くらいかな。死んで一週間も経ってないくらいの時に、イギリスで毎年やってる有名なクラシックカーレースがあって。
C: おん。
JC: 熱心な愛国者、称号がついてるような人達にお金持ち。そういう人達が中心になるようなイベントね。普通にやってたね。楽しそうにやってたわ。喪章一応付けてる人がいるなぁくらいで。全然ノリノリ。違うなと思った。日本だったら考えられない。
C: ふうん。
JC: 大往生というのはあるかもしれないけど……ちょっとやっぱり違うよね。民族の感覚の違いかな。
C: 楽しかったんじゃないの。
JC: 楽しかったんだろうね。だから、悲しみいっぱい、大喜び。平気で出来る人達なんだろうな。
C: 学んでるんじゃないの? 感情を。スイッチングするみたいに。言い過ぎ?
JC: うぅん……スイッチングだね。確かに。
C: 悲しい顔これ、楽しい顔これ。鏡見て練習するように。
JC: 欧米文化ってそういうトコあるのかな。演技ってこと?
C: 日本の浪花節も当然演技的なんだけど。性質が違うね。
JC: その辺が難しいね。主体性みたいなところってけっこう重要だから。感情のままでいいと思うけど、人生は劇場みたいだと思った方がいい部分もあるし。
C: うん。単純なスキルも浪花節もね。何と言うか……そんな感動は要らないなって。
JC: そうね。心理・精神を分裂させるというのが先進国の国策なのよね。色んな錯乱が誰しもに起こり得るかのように情報もあるし、映画なり作品もそういう物が多いし。で、すぐ平気で「メンヘラ」とか言って片付ける風潮とか、すごく良く出来てる。当然誰しも精神的に混乱したりというのは起こり得る事だけど、いちいちそれを病気として位置付けていくことによって、薬が投与出来て、情報に右往左往されやすくなって……という人達を作り出すというのはまあ出来る事だよね。
C: うん。
JC: ドゥルーズなんかが言うのは、「分裂を恐れるからそんな事になるんだ」って。分裂したまえっていう事だよね、要はね。
C: そうですね。
JC: 幹なり根になってそれが伸びて行くかのように、というのが凄く重要。情報に対して、ニュースに対して、歴史に対してでもね。細くなって行くわけだから、先に行けば行くほど頼りない。でも確実に伸びて行く。
C: うん。
JC: 分裂して行くでしょう。だけど一つにまとめよう、まとめないといけないという社会を作って……分裂させて行く。おかしくなるでしょう。おかしくなっていくわけですよ。
C: まさに。
JC: ほっそいほっそい先っちょ、自分にしかないようなね。今みたいな事象の中にいると、そこに固執したり出られなくなったりするよね。根本まで吸い寄せられない。そういう事が起こってしまう。
C: 本当に頑固になった、みんな。
JC: 頑固になると思う。意固地に。
C: 悲しいことだね。本人変わってないと思ってるから。
JC: そこが一番痛々しいというか。こっちもいちいち客観的に見るように気をつけてるけどね。「そう思いすぎかな?」とか思いながら見てるけど、やっぱりそうなってるよね。なんとなく変だなってなる。
C: 逆もしかりというのがね。
JC: そうなんですよ……。
C: はははは。
JC: そう見えているんですよ。
C: 苦いね。さらに苦さは増して来てる。
JC: うん。
C: 分裂恐れるなかれ。今日はここまで!
2022年9月27日 doubles studioにて録音
ダブルス・ストゥディオ
Johnny Cash (thinker/artist) & Chantrapas (designer/curator)
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