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73 - ほとんど反知性主義に見える知性主義
フィレンツェといえば、もとは薬屋から出た金融業者メディチ家の支配していた都市である。またメディチ家の殿様は代々毒薬の研究にも熱心だった。イリス根は毒を防ぐともいわれていたから、いかにもこの街にふさわしいといえるだろう。(『フローラ逍遥』)
73(*72はこちら)
Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): doubles studioの上手い説明って何だろうなって考えてたんだけど。
Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): うん。
C: <ほとんど反知性主義に見える知性主義>ってどうだろう?
JC: あぁぁ。
C: ほとんど反知性主義に見えると思うんだよね。
JC: そうなんだろうな。変なアウトローみたいな。
C: はははは。反知性主義じゃないよって。
JC: 反知性主義ではまったくない。「知性」という皮を被った真実というのが山盛りあったということだからね。今こんな状況になってるのは。
C: 本当そうだよ。
JC: 今まで知性と思われて来たものの内容が全然知性に繋がってない。
C: まだその世界全体がひっくり返るところまで全然行ってないからね。多くの、勝手にひっくり返した個人の中では変わってるとしても。
JC: そうね。どこの土台で見ているかというのはそれぞれ違うと思うんだけど、多分同じように思ってるのは「何からでもいいから気付けよ!」とね。その一個は共通。それだけはある。
ここで、『ルネサンス』って?
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