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103 - 2022年12月のニュースまとめ・前編

過去を一つ変えたが 話は元に戻った
(『デジャヴ』)

103(*102はこちら

Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): ではでは、12月。やっとここまで来たね。

Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): おうおう。

C: 一年間けっこうドイツの話題が多かった。

独 コロナワクチンの代わりに塩水を最大8600人の高齢者に注射した看護師

JC: いたね。

米 マスク氏(人口減少について)「特に日本はかなり進んでいるようです」

C: 出生数の方ももう80万を切るとか。

JC: すごいな。すごいね……。

露 旧ソ連共和国の間に新たな経済同盟を創設「中央アジアの国々は重大な政治的パートナーかつ”大シルクロード”の主要な一部に」

C: この3つはしっかり記事に。では次。

ベルギー 過去最大規模の対日経済代表団を派遣、アストリッド王女が率いる276社・575人、王女は岸田首相と会談

C: <日本はベルギーにある米ファイザー社の工場で製造したワクチンを大量に輸入>と。

JC: 「赤い悪魔」ってサッカーのことじゃなかったんだね……。

中 ファーウェイのスマホを使っているユーザーの間で反ロックダウン抗議デモの動画が勝手に削除される現象が発生

JC: ファーウェイは……ファーウェイなんだろうな。ははは。この辺なんだろうね、まだ追い出し切れてないのは。

C: 「ロックダウンは誰がしたいの?」と考えてみたらちょっと整理されるよね。難しい話だけど、ざっくり中国、ざっくり一個の中国じゃなくて、色々派閥があるんだろうな、と。「中国広いんだぞ?」でもいいし。

JC: そう。広いし、色んな組織があるし、色んな自治体がある。自治「団」くらいのサイズでね。本当に細部で自警を行っていた国だから、いきなり「こっちですよ」と言って……なかなか全部が全部動かないよね。

C: うん。

JC: 見せたい箇所の映像だけを見ちゃうと、そのインパクトにやられるだろうね。それはどっち側だって使う、反ロックダウン側もロックダウン側もね。日本のメディアにとって便利な素材はいくらでも出て来るから、悪い所は出すだけ山盛り出せる。前からそうだけど今はまさにそう。余計にみんな中国のこと嫌いになるでしょう……。

C: そうね。

JC: いやいや、もっとヤバい、日本の方が。全体ロックダウンされてますよ?

C: 今日なんて実質ロックダウンだよ。(<「不要不急の外出控えて」岸田首相>)

JC: ロックダウンだよね! はははは。

C: 何言ってるのよ……ロックダウン宣言だからね? はははは。

JC: 年末に何言ってるの。いかれてる。ヤバいよ。

日 カタールW杯、日本代表サポーターのゴミ袋に「日本財団」のロゴ

JC: あぁ、ね? やっぱり捨ててるじゃん。結局当たってたね。

C: 小道具。ははは。

JC: 「持ち込んでるだろ!」って、誰か言ってあげないと。

日 電通グループについて米ブラックロックは保有割合が5%を超えたと報告

JC: うんうんうん……。全部日本に来ますよ、という象徴。

日 改正感染症法、水際対策に従わない場合は6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金
露 プーチン大統領「日本との関係は柔道に限定」

JC: くくくく。レベルが違う、面白すぎる。

C: プーチンのこれ良かったね。

JC: お洒落と思った。はははは!

C: 学生との会合で言ったんだっけ、掴みのジョークに。

JC: エスプリってこういうことですよ。

C: 耳が向くよね。場の支配力。

JC: そうね。どれくらい学生が理解するかは別としても、すごい分かりやすい一言。それでも日本にサハリンとかやらせてくれてるわけだからね……。いくらでも悪く思わせられるけど気にしてないよね。これが向こうでどう報道されようがいい。もうそういう領域。

C: 最近メルケルさんの発言が多いけど、何か付け加える?

JC: メルケルね。検死の話もメルケルの言動から始まってる気がするよね。「ナチスとは何だったのか?」という話にみんな行ってるからね。その辺りの歴史認識が今の人達に相当大きな影響を与えている、ということを改めて考えてみると、今のメルケルの言動がぼんやりとでも理解出来ると思う。本当は何が言いたいのか。

C: うん。

JC: 現職の頃から挙動がおかしかったのはそういう所だろうな。彼女の完全に「黒」じゃない匂いというか。だからどけられた。そうなんだろうな、EU・NATOと連動してなかった。

C: 今年のMVP候補が大体出そろったんじゃないの? バルドー、ジョコビッチザハロワ、ラブロフ……大穴でバイデン

JC: はははは! そうね、彼はいったい誰なんだろう。

C: メルケル、エムバペは年末の追い上げ組。

JC: そうね。

C: Twitter Files! 当然イーロン・マスクね。

JC: うん。ツイッター文書はまだなんか出て来るでしょう。それと色々動きも連動してる。アメリカらしい争いが……。

米 イーロン・マスクと”Twitter Files”
米 下院民主党員、憲法修正第14条に基づきトランプ氏の大統領就任を禁止する法案を提出

JC: 完全に一回二分したらいいのに。

C: 赤と青に。

JC: 明らかに数で言うと赤が多いでしょう。はっきりすると思う。棲み分けの手本をアメリカが示す。

C: 結局、都市部の青い所が広大な赤い所を搾取して成り立っている。

JC: そういうことなんだろうね。搾取の部分を断ち切ると青い部分は窒息するから……。

C: 青い部分はメタバースに行くしかないよね。

JC: そうそうそう。

C: 自然と行くんじゃないの?

JC: 行くと思う。それに倣えば、「対外的な政策」というか、そういうエネルギーまでアメリカはいかなくなるから、日本とは縁が無くなっていく。「日本は日本で独立する必要がある」というのはトランプは前から言っている、プーチンも同じ事を言う。良かれ悪しかれはそれぞれが各々判断する事にしろ、日本に必要なのはとにかくそれだからね。

C: うん。

JC: 仕方ない……日本は。このままだと悪の「根幹」になるよ。みんな日本に集まる。面白いよ、こんな時代を日本で暮らせる……ははは!

C: 当事者。

JC: ふふふ。要らないものが集まってくる。持って行ってまでゴミ拾いしてるんだから。

日 閣議決定された安保文書に「愛国心」を明記

JC: 酷かったねこれも……。

C: うん。

JC: どっちとも取れるような……外側だけ見たらね? でも「政策」として通すと中身は全然違う物になるからね。

C: 当然そう。

JC: これって完全に言論の自由を奪いにかかってるだけだからね。

C: もっとも愛国的でない、ということ。

JC: 真逆ですよ。こんなの書いて、実際に起こる事はね。

C: うん。

JC: 「国を守る」「国を愛する」とかは大事な事だけど、それを上が言うとただの強制だから。個人個人がそうしたい国になってるかどうか、であって。

C: そうだね。

JC: お前らさえいなけりゃもっと好きになるわ、と言いたくなる。

C: ふふふ。その通り。国が嫌い、国民が嫌い、じゃない。政府が嫌いなだけ。

JC: そう。全然違う。早くどいてください!

WHO コロナ規制を効果なしと断言

JC: 日本の報道は「中国の」と限定してるけど……。

C: 何か違うんですか? はははは! おかしな話だよ。

JC: 全然意味がわからない。わざわざ「中国の」と強調して……みんなおかしいと思わないのかね。不思議なことですよ。

C: 世界の股は割けてしまった。これも一年の結論。

JC: けっこうなインテリジェンスと思っていた人もこの辺は騙されちゃう。

C: 中国……というかやっぱり「コロナ」全般だよね。

JC: 確かに。コロナ病だね、もう。結局イベルメクチンかよ、自己免疫どこいったの? そんな話してなかったじゃん……とか、言い出すとキリない。

C: 結局薬かよって。

JC: うん、リスキーだと思うけどな。

C: 健康のマイブームみたいなのはあるけどね。

JC: うん。それぞれ飽きたら飽きたでいいんだよ。また次何かハマったりする。ルーティーンワークが嫌いな人は……飽きる!

C: そう。

JC: 「これ体に良い」とか言っても、どうせ飽きる。自分は今はココアとかハマってるけど、飽きるだろうなと分かってる。アボカドもつい食べたくなる、飽きるの分かってるけど。

C: そういう所は多いにあるね。

JC: 無理やり継続したり日常的に薬飲んだりする必要はまったくない。そうやって「知った」ということは重要だけど。無理やり埋めずにちゃんと空腹になれば、身体は必要なもの言ってくるよ。

C: かもしれないね。

JC: この間「ヒグマの生態」とかいうのを見てたら……鮭が遡上してきて、鮭ばっかり食べるでしょう?

C: ふん。

JC: その間、なんでか分からないけど岸に行くと土を食べる。特定の土じゃなくて別にどこでもいいみたい。それが何でなのかは分からないらしいけど、必要な何かがあるんだろうね。土食べるのはそのシーズンのその時だけなの。

C: へえ。

JC: なんか理由があるはず。そういうのあるんだな。

C: 土食べてるようなもんだけどね、土そのものを……面白いね。そういえば前に「土のフルコース」ってあった。ああいうのも考えてみると面白いなぁ。

JC: だね。土が良くて虫が食ってる野菜は捨てられて、今度は虫を食えと……。

C: <全国発「コオロギ」がコロッケとして給食に、徳島>これもあった。始まったね。いやらしいのが「選択制」って。抵抗のある生徒・先生は選ばないこともできる。よほど意思がないとできないでしょうそんなの。高校生という悪目立ちが一番嫌な時期に……。

JC: まあそうなるんだろうね。

C: わざわざ粉末で、とか。やり方がエグい。スッと、でも強引に偽善が入って来るね。

JC: 陰湿だね。いやらしい……。

C: そもそも健康は各自でいいんだよ? だけど、それでもあまりに驚く事が多い。健康・身体・食事に関して……化粧品とかもそうだけど。

JC: そうね……。大変だよね、どっちかになっちゃう。ど・ナチュラルか、ど・ケミカルか。

C: 桑田さんの息子みたいな?

JC: 知らない。

C: MATTさん知らない? ピッチャーの桑田の息子がなんかすごいの。

JC: 知らない。

C: (写真を検索して一覧で見せる)

JC: はっ……えぇ、なに。こういう人が……。

C: わたしも動いてるのは見たことないけどね。いるみたい。

JC: 忙しいわ、JC。はははは! この情報が入らないくらい忙しいみたい。ははは。それが入って来てないって……。

C: 相当忙しい証拠。ふふふ。

JC: そういうことにしておこう。すごいね、あれれれれ……。

つづく

 

2022年12月23日 doubles studioにて録音

ダブルス・ストゥディオ
Johnny Cash (thinker/artist) & Chantrapas (designer/curator)
#doubles_studio_talk でトーク部分を一覧表示できます。

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