
レベル46、木星期。〜不良中年?への道〜
気候がよくなり、久しぶりに庭を片付けた。
自然は弱肉強食で雨水だけで生きられるものが最後に勝つ。
夏の暑さにかまけて水やりを怠れば、より強健な草花しか残らない。
結果、風土に合ったものだけの庭に仕上がる。
狭い庭で無心に草を取って、低木の形を整えながら、けっきょくなにかを考えていた。
ほんとうの無心にはなれない。瞑想も苦手。いろいろ考えてしまう。
誕生日が来て、西洋占星術で言うところの木星期を生きている。
46歳から55歳の期間に当たる。
自分の持っている木星的な性質を発揮するのだ。
私は、そこそこ人間として良い資質に恵まれて生まれたと思う。
娘と話していて気づいたので、
「私って悪いの性格だけやな。」
と言うと。
「そうやな。」
と返された。
夫は私のことを「全部ちょうどいい」と言う。
「すごくいい」のが好ましく適切なわけでもないらしい。
そこそこ良い資質を、素直じゃないせいで上手く運用し損ねた人間。
それが、いまの私だと思う。
周りのひとを見て、素材が良いのに勿体ないなどと失礼なことを内心思うことが度々あったが、まさか自分が「残念な女」だとは。
相談者さんに長所を活かしきれていない部分があると感じたらそれは丁寧に率直に具体的にお伝えしている。それは私の得意なことだから。
しかし、自分のことなどいつまで経ってもわからないものだ。
占い師が上手に生きているかと言ったらそんなことは決してない。
自分に課せられた道筋を大まかに知っている、その程度のことだ。
表面的に、稼いでるとか、見た目が素敵とか、良い結婚生活を送っているというよりは、内面を必死に研磨しているのが占い師の偽らざる姿だと思っている。
私は研いでも研いでも素直じゃないところが直らなかった。
✿私の木星は獅子座の6度でサビアンシンボル✿
「時代遅れの女と最先端の少女」
(サビアン占星術 松村潔著 より)
要約すると、内面に燃える激しい火に自分が注目しているあいだは最先端だと思えていたのに、暴走をやめて周囲を見ると時代遅れだと気づき、落差にショックを受けて、外への自己表現衝動が高まる、という性質。
著者は獅子座のこの第2グループに、不良化した人を一番たくさん見ました、と書いてある。
不良化…!!!( ^ω^)???
【サビアンシンボルとは…難解な占星術の読み解きの助けになる360通りの物語みたいなもので、上手く使えばとても有用なテキストである。絶対ではないものの、じっくり読めば読むほど、そうだわ!という記述を見つけられる秘伝の書みたいな側面がある。】
これを踏まえて
46歳からの私は違いの分かるやんちゃな表現者として、より高い視点から人生を見つめ(上から目線じゃないよ)、学びを深め、恵みを広く分け与え、周囲を巻き込んでポジティブに発展していくことを目指す、ということ。
ここらで素直にならないと不良化するかもしれない
そんな可能性もありそう。
これまでなにひとつ上手くはやって来れなかった。
もうどうせ性格悪いんだから開き直って(不良化×)
多少思いやりを持った傍若無人な楽観的中年(なんやそれ)
として生きて行こう
と決意を固めた。
覗いてくれたあなた、ありがとう。
不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。
また私の12ハウスに遊びにきてくださいね。