水星力を伸ばす。極めて私的な星読み回!
蠍座新月でしたね。
なんだか水星の記事を書かなくては・・・!
という思いに突き動かされてチャートを見てみると、私の3ハウスで新月が起きていた。
天秤座の私の水星が同じ3ハウスにあって
この水星は私の山羊座の月とスクエア。
幼児期の私はほんとうにコミュニケーションが苦手であった。
脳内ではっきりと思考していたことをいまでも思い出せるけれど、それらを口に出して言うのはハードルが高かった。
気持ちのなかで、楽しい、辛いと思ったこと、こうしたい、これに決めた、それは意識には昇るのに言葉に出すのに時間がかかって、何も考えていないように誤解されて、母と姉に行動を決められて強制されることがあった。
この問題は年齢と共に解決に向かった。
個人天体のスクエアは、葛藤があまりにも強いので自分さえ欺くことがしばしばあり、その結果、演技が上手くなるという副作用があると思う。それはじっくり時間をかけて向き合えば得られる。
もし、自分を掘り下げることがなければ、不良化する、グレる、ように思う。上手く宥めることができれば、「私また葛藤してんな」と冷めた目で見られるようになる。だから、怖れることなく向き合うと役に立つ。
いまの私は、天秤座の水星を好き放題に使えていると自分では思う。
思考を文章に起こすことや、思いつきをどうしたら分かり易くひとに伝えられるのか、新しい発想を取り入れて行動にうつすこと、そんなことばかり考えている。幼少期にはこんな自分をイメージできなかった。
いまでもたまに「口下手な私」を思い出すし、どこかにまだそういういじけたこどもがいる。決して上手になった、とは言えないが苦痛は減って、生活の楽しみのひとつになっている。
この水星をもう少し分析する。
【注釈】私の2ハウスカスプは乙女座、11ハウスカスプは双子座。
引用部分を要約すると・・・
ひとの間で揉まれながら自分の考えを捏ねて完成させ、それを自力で生きる糧にしていく。←生活力はある。
ありきたりな考えやひとの意見に流されない。←これは幼少期から。けっこう頑固。
これらの特徴は確かに私に当てはまっている。生まれつきというか、紆余曲折を経てこの本に書かれているようになっていった。
こうして見ると、いまの私はかなり水星力に頼って生きている。
どうやって苦手だった水星を克服したのかというと、、、
学生時代は大人数のグループに入って人間観察して類型化した。
仕事はとにかくできそうなもの手当たり次第突撃して習得して辞めて、また次に行って、と放り出されても生きられるようにさまざまな仕事をおぼえた。これは、本能的にそうしていた。一箇所に留まると自分はダメになると思った。
好むと好まざるとに関わらず、しゃべった。営業トークも含む。
これらの挙動は天秤座的だと思う。
例えば、私の息子も水星の分野で苦労している。(ASDとLDの診断がついている)水星と土星が合、水星と冥王星がセクスタイル。
若い間はスピード感がないが、後年、追い上げてくるタイプだ。
やはり幼少期はぼんやりしていて、発語が遅かった。勉強も苦手。
ただ、特化型で何か好きなジャンルが見つかればそれについて究めて行こうとするので知識が深くなる。
蠍座の水星土星にドラゴンヘッドも合なので見事にオタクの先輩たちに囲まれてあっという間にオタクに仕上がり、そのジャンルに関しては驚くほど滑らかに話せるようになったし、親も舌を巻くほど博識になった。その過程が見ていてとても面白かった。いかにも蠍座、という感想。
まとめ。
水星を伸ばすにはサインが鍵🔑
ひとは自然にしていても、水星のサインを体現しているものであろうが、より強く輝くためにはその部分を意識的に、戦略的に伸ばすと面白いようにことが運ぶ。
占いに興味がないひとでも自分の水星星座を調べて、その分野に突撃してみたら、人生がさらに面白いことになる、かもしれませんね。
覗いてくれたあなた、ありがとう。
不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。
また私の12ハウスに遊びにきてくださいね。
写真は「ラコスケ」です。
「ラコスケ 名言」で検索してみてください。
力の抜けたような格言が見られます。
水星力がアップするかもしれません!
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