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フトアゴの頭部の震えが気になって…
はっきりとした記録を残していないため、いつ頃から始まったという明確な日にちはわからないのですが、本当に心配になるくらい気になってきたのは2022年11月頃からでした。
それまでは、わずかな震えで、なかなか動画を撮るタイミングも掴めず、撮ってもわからない程度のものでした。
それが、11月頃には給餌の時と日光浴の際に毎回のように震えるようになっていました。
震え自体はブルブルと携帯のマナーモードのように小刻みなものでしたが、以前よりもわかりやすく、特にコオロギを食べる際など、興奮ぎみな時に顕著な状態でした。
その頃、若年性の白内障とも診断されており、通院をしていたので、翌月の12月に獣医師の先生に頭部の震えのことも相談させていただきました。
結果はやはり神経系の異常だろうとのことでした。
おそらく、そうだろうなぁと予想はしていたので、やっぱりかぁ……という心持ちでした。
ひとまず、飲み薬で様子を見ることになり、ステロイド系のお薬を処方していただきました。
いただいてすぐは、効いてるかな?と思っていたのですが、震えが治まることはなく、更に四肢の筋肉の収縮?と、背中から尻尾にかけてピクピクと動く様子が気になった為、再度先生に相談しました。
すると、飲み薬だと効果がいまひとつだったこともあり、別のステロイド系の薬を注射で打っていただくことになりました。
1回目の注射は2023年3月2日でした。
数日様子を見て、先生に報告し、また注射を打ってもらいに連れて行くというのを3月中はほぼ週一で行いました。
最終的には半年に1回くらいの頻度で注射を打てば大丈夫なようにしていきたいとのお話でしたが、正直、本当にそんな日くるのか?と3月中は思っていました。
ですが、4月に入ってからだいぶ落ち着いてきて、現在は月1回くらいの注射頻度になっています。
完全に治まったわけではありませんが、徐々に震えの頻度は少なくなっています。
四肢の筋肉の収縮に関しては、しばらく見ていないので、だいぶ改善されてきているんだろうと思っています。
神経系の異常と診断された際に、自分なりに日常的なところで改善できることはないかとネットで調べてみたり、獣医師の先生や爬虫類ショップの店員さんにも聞いたりしてみました。
結果としては、栄養素的なものではなく、脳の障害になるので、脳に直接作用するお薬が一番ということでした。
爬虫類ショップの店員さんとお話をさせていただいた際には、餌も含めて、うちの飼育環境に特に問題はなさそうだとのことで、少し安心しました。
現状、インブリード(近親交配)であったり、産卵時に親の体調(栄養面)が万全でないと、やはり障害を持つ個体が生まれてしまうことがあるそうです。
小さな震えだったとしても、急にドン!と大きな痙攣がくる可能性もあるので、投薬治療はちゃんとやってあげた方がいいとショップの店員さんもおっしゃっていました。
なかなかわずかな震えだと動画に撮って獣医師の先生に見せるのも難しいかと思いますが、少しでも気になった際は、爬虫類を診ることができる獣医師の先生に相談してみることをおすすめします。
個体によって症状は各々だと思いますが、可能性のひとつとして、大きな痙攣が急にくる前に対処してあげてください。
本当にはじめはわずかな震えだったので、ネットで調べても大丈夫なのかよくわからず、先生にも現状をなかなか見せられずで、しばらく悶々としていた時期があったので、同じような症状が出ているフトアゴの飼い主さんの参考に少しでもなればいいなということで、記録として残しておきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。