いただいた賀状の宛名が印刷

みなさんは年賀状を出しますか。宛名、印刷していますか。手書きですか。

筆者は印刷を試みようと思った時期もありましたが、現在のやり取りする数は2桁に及ばず、しかも毎年若干来る相手が異なるので今のところ宛名は手書きです。自分の住所と名前は、裏面(多分合っているはず)にイラストなどと同時に載せてしまうことにしています。しかも宛名は手抜きで横書きです。

筆者へ届く唯一の、宛名の印刷された年賀状の話をしようと思います。


数年前、その新春を含む年度から筆者がお世話になっていた先生から初めて年賀状をいただきました。そういえば住所を聞かれていたのですが、なぜ聞かれるんだろう、名簿用かなと思ったまま、年賀状が来るとは予想だにしていませんでした。元旦にいただき、驚き、もしかすると、その年に面倒見ている学生には出すことにしているのかな?と思いながら(失礼)慌てて返事的に筆者も年賀状を出しました。

その先生は脳梗塞で倒れた経験があり、授業や指導の際もパソコンがメインでした。(とはいえ結構良くなってきているのか、学生の居るスペースに杖と共にいらして、よく杖を忘れて去っていかれる、その姿が印象的でした(笑))なので筆者は、なるほど、先生はきっと、その年に出すだけの相手であっても、パソコンの住所録に登録して印刷されているんだろうなと思っていました。

いただいた年賀状は家族写真で、それもそれでどなたか他の人と間違われたのではないかと思いつつ他の学生にそれとなく連絡を取ってみたところ、皆同じような写真が来ていると聞き、何分久しぶり、長じては初めての年上の方とのやりとりだったので、こういうものもあるのか、と学びました。


翌年の元旦にも年賀状が届きました。日本の年度は4月始まり、3月終わりなので、前の年の1月から3月に世話をしてやった学生には出しているのかな?と思いながら(失礼)慌てて筆者も年賀状を出しました。

2年目の年賀状は雪山と先生の写真が載っていて、夏山と自力登山は超苦手な筆者ながら、雪山は好きで、素敵な写真だなと思っていました。


そして3年目の元旦に3年目の年賀状が届きました。一度関わった学生には出しているのかな?、これは、己が喪中になったら喪中はがきを出さねばならない関係ということだろう、と思いながら慌てて筆者も年賀状を出しました。


1年目の、わざわざ自分の名前が印刷されている!(今回きりなのにすごいまめな先生だなあ)と思った、昔の筆者へ。
翌年も翌々年も来るので、年賀状は友だち用だけでなく、もう少し無難な年賀状を作りましょう。


去年はお寺で奉仕していて時間がなく、今年もあまり時間が無く、3年前までは前の年の写真集的なものを出していたのに出せておらず、まだ2020年にいる、と思いたい今日この頃の筆者でした。


(あとがきいろいろ)

そういえば「年賀」のはがきバージョンが「賀状」という説にこだわっていた?教わった?時代もありました。どちらでもいいと信じています。ドイツ旅行に載せた祖父は、よく賀状と言っています。年始から家に宅配が届き、「御年賀」として物をもらった年もありました。たしか宇宙関係のカレンダーだったかと。

今年は先輩兼後輩から大変素敵なイラストの年賀状をいただき、嬉しかったです。

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