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バッテリー交換できるからってリサイクル率上がる?

スマホで自分が修理できるようにしなければいけないとかの話もありましたが、ここのところ、EUで携帯ゲーム機とかもバッテリー交換できるようにしなければいけないっていう話が出ています。

で、これの狙いとして「使用済みバッテリーの回収率を引き上げ、希少資源の再利用に繋げる」ということらしいのです。


リサイクル率を上げようっていうのは分かるんだけど、バッテリー交換できるようになれば本当にリサイクル率って上がるのか?って率直に思ってしまった。

正直、昔の携帯ゲーム機やスマートフォン、どちらかというと使える端末じゃないけど、ある種「思い出」的に取っているところがあります。正直これらは「捨てる」という選択肢はあまりなく、「リサイクル回収に出すとお得」がないとそのままでしょう。


今や、スマートフォンもゲーム機もそれなりに電池寿命とかバッテリーとしてのもちも長いです。よっぽどのヘビーユーザなら交換電池を複数持って遊んだりするでしょう。

「バッテリーが交換できる」だから「予備のバッテリーを複数持つ」ってなったら本末転倒な気がしますね。


電池寿命も長いから「もうバッテリーがもたないから交換だな」ってなったときって最近だとそもそもその機種が一般的な利用としての寿命も近づいている状況だと思います。

だから、新しい端末を買うときに下取りに出したりするか、思い出として取っておくことになります。


こう考えると、バッテリーを交換できるようにしたところで、新しいバッテリーに交換してまでその端末を使うのはごくごく限られた人だろうし、状況かなと。

バッテリー交換できるようにすることで、無駄に端末コストが上がってしまうだけな気がするなぁ。

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