停電時の電源について
もう今年もわずか。
なかなか寒くならないと思っていたら、12月に入ってから急激に寒くなり、寒いのが苦手な私は困っています。さて、12月は各地で大雪の被害があり、一部停電の地域もあったようです。
ライフラインが途切れるのは、大きく生活に影響しますし、場合によっては生命を脅かしかねません。
今日はライフラインである、電気の確保について考えてみようと思います。
現代の生活において電気は欠かせません。停電になると、日常生活のほとんどのことができなくなると言っても過言ではないかと思います。
災害時に限れば、娯楽に関する部分は諦めるにしても、命に関わる部分は何とかしなければなりませんので、どのように備えておけばよいでしょう。
どうしても電源を確保しなければいけない部分について考えていくと、
①情報収集及び連絡手段
スマホですね。
停電ということは、テレビやパソコンなどの情報を得るのに適した機器が使えません。バッテリーで稼働するスマホは情報収集にも自分の状況を他者に伝えるためにも便利な道具です。
また、今は日常的に使う人は少なくなりましたが、ラジオは災害時に強い情報収集手段となります。
②照明
当然、電灯もつきませんし、普通はご近所さんも停電中ですから、夜は真っ暗になります。これでは家の中の移動もままなりませんし、万が一、避難所へ移動する時には外を歩かなければなりません。懐中電灯の類は用意しておいた方が良いです。持ってなければスマホを使えますが、片手が塞がることと、スマホのバッテリーが減るのが難点です。
ヘッドランプ型を用意しておくと、夜間に避難する際には、両手が使えるので便利です。
懐中電灯はピンキリですが、ランタンとしても使える物が便利は便利です。乾電池式の物と充電式の物、乾電池と充電池兼用の物があります。
最低限このふたつくらいは考えて準備しておきたいです。
スマホが使えるなら、かなり万能なのですが、基地局に被害があったりする場合に照明として使うだけの用途ですと決して使いやすいとは言えません。
大事なのは、何を使うにしても電源を確保しておくことです。
そして、できるだけ共通の電源で動かせる機器を用意しておくことにより、停電が長時間になっても対応できる可能性を高めておくことは重要です。
私の場合ですが、日常的に使っているモバイルバッテリーが4つあります。10000mAが2つ(メイン)と5000mAが2つ(サブ/軽量)を基本的にフルチャージしてあります。
スマホは、日常的に使っているもので、いつも携帯しているものです。
災害時用に、懐中電灯は3つ用意しています。1つはヘッドランプ型で単三電池で使います。非常持ち出し袋に電池と一緒に収納してあります。またこの非常持ち出し袋には、手で持って使用する懐中電灯も用意しており、こちらも電池で使用できます。もう1つ寝室に充電式(電池交換可能)のものを置いてあります。
先のモバイルバッテリーで、スマホと充電式の懐中電灯の電源を確保してる状況です。また、非常持ち出し袋の電池式の懐中電灯は、趣味のラジコンのバッテリーと同じタイプの充電池も使えますので、備蓄の電池以外にも電池の確保ができるようにしています。
ラジオについては非常持ち出し袋に収納しており、乾電池のみで使うのですが、これは消費電力が小さいため予備の電池はあまり考えていません。
元電源として持ってると便利なのは、ポータブル電源です。
これは、交流100Vも取り出せますから、一部の100Vで動く家電も使えます。特に、医療的ケアが必要で100V電源が常に必要な方などは持っておくと良いと思います。(※但し全ての物が使えるわけではないため、事前に確認は必要です。)
今回は非常時の電源について考えてみましたが、できるだけ電源(バッテリー)を共通化しておくのことと、常にある程度使える状態にしておくことが重要だと思います。