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Lou Reed / “Perfect Day”

2023年末に公開され話題作の映画
Perfect Daysのサントラでもあり劇のタイトルにもなった
Perfect Dayは元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのギターボーカル
ルー・リードのソロアルバム「トランスフォーマー」に収録されている一曲


誰かに話しかけるみたいな歌い出し
詩的な歌詞にメロディ
音楽やカルチャーに大きな影響を与えたルー・リード


自分にとってのパーフェクトディって一体どんな日なんだろう

気持ち良く目覚めた朝
美味しい朝ごはんをのんびり食べたり、お天気が最高の日
家族や友人、恋人と楽しく過ごせた日
誰も気がついてない一瞬の風景や光を見つけた時
最高のライブに行った後

ルー・リードのPerfectDayの歌詞の一部を抜粋してみたら
こんな感じの内容でした


Just a perfect day
Drink Sangria in the Park
And then later, when it gets drank We go home
Just a perfect day
Feed animals in the zoo
Then later, a movie, too. And then home Just a perfect day


ただただ完璧な一日
公園でサングリアを飲んで辺りが暗くなって僕たちは家に帰る
ただただ完璧な一日
動物園で餌をあげて、それから映画でも観て家に帰る
ああなんて完璧な一日なんだろう


なんでしょう
なんでもない日常がとても素晴らしいという事でしょうか


映画Perfect Daysも一人の中年男性の毎日が映し出されていて
繰り返される日常の中で見過ごしている美しさとか楽しさとか悲しさとか、
便利になりすぎて、忘れてしまったことを思い出させてくれる、
なんでもない毎日がとても素晴らしいという内容の映画でした

まさにルー・リードの歌詞の様に

余談ですがこのPerfect Dayは映画トレインスポッティングのサントラとしても使用されています
映画の内容はあまりにも違いますが、いつの時代も人が忘れてしまいそうになる身近な幸せについて問いかけているのが共通しているのかな?
なんて思ったりしました

この映画、中身はもちろん他の楽曲も最高なので
ルー・リードのPerfectDayの歌詞を思い出しながら、名曲たちに浸りながら観るのもおすすめです!
映画を観た方にはきっと共感していただけるはず。。。

映画のサントラにも入っているルー・リードが所属していたバンド
ヴェルヴェト・アンダーグラウンドの一曲もとても良いので
こちらも是非是非聞いてみてください




written by 内田 由美


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