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文学論・文芸論・サブカルチャー論

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2018年12月の記事一覧

『教養としての<まんが・アニメ>』/大塚英志、ササキバラ・ゴウ


主題…日本のまんがやアニメは海外からも高い評価を受けており、一つの文化として確立している。そうしたまんがやアニメは、日本の戦後の社会の進展とともに成長してきたことになるが、まんがやアニメは戦後の日本社会に何を訴えかけ、そして読み手は何を受け取ってきたのか。戦後のまんが・アニメの展開を「教養」として紐解くことで、まんが・アニメが何に向き合ってきたかを考察する。

1章では戦後まんが史の原点になった

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