☀️‪𓂃 𓈒𓏸 霧多布へ

｢ ☀️‪𓂃 𓈒𓏸 たら行こう…、」
と決めていた｢霧多布｣
ホームページで予習もしているしバス時刻表やルート・ガイドもダウンロードしている。
もちろん初めてではなく何度か訪れている。25年くらい前には家族と一緒に収まっている写真で部屋に飾ってある数少ない一枚がある。直近では5年くらい前に父と2人で根室に向かう途中に寄っている。
が、今回のように鉄道と町営バスを利用したのは初めて…、

釧路からの花咲線には既に多くのお客が乗っていて後部のベンチシート席に座った。
4人掛けだが2人目という感じで、先客は若い外国人である。向かえのデッキ側のシートの高齢カップルも日本語ではなさそう…。
正面は地元の買い出しおばちゃん風…いや、時間的に買い出しを済ませた…ではなさそう…だけどおそらくは地元民だよね…。
こんな観察をしていると70年代に流行ったパニック系映画の…出発前の空港ロビーや座席に着席する冒頭シーンを思い出したりしている。ああいったシーンが多いということは旅の始まりには多くの人が同じように周囲の人物を詮索しているのだろうな…と思ったりした。
釧路を出発してカメラを持ったお客が出入口デッキでカメラを構えるために交互にやって来る…。
私の座っている座席は進行方向右の海側なのでビュー・スポット席…。
向かいのおばちゃんが早々に降りた後にそちらの山側席に移って空けると直ぐに皆さんが写真を取りに利用してくれている…しかも、代わる代わるなのがイイ感じ…。
そうこうしていると厚岸湾となって皆さんの顔がカメラやスマホ透視の観覧となっている…。

撮影が一段落すると一人の女性が外国人男性に声をかけてお話をしている。途中から彼も日本語になっている…。
それも結構流暢な日本語で…、
｢なーんだ、私も声を掛けてみればよかったな… ｣と大きく思ったりしたした…。
Can I  talk you something ？ 
Where are you from?
などと予習しているだけで終わってしまった…。
そして彼女は厚岸駅で降りて行った…。
Have a nice trip！
団体ツアーのお一人だったみたいだ。
私も次の茶内駅で降車…。
ツアーガイドさんが
｢次で降ります…。｣
と声を掛けながら揺れる通路を歩いて此方にやってくる。
ご丁寧に私にも声を掛けてくれました…。

｢ルパン三世｣のポップが迎える浜中町。
小さめの町営バスらしき車の向こうに赤い観光バスが待機している。
団体さんはアレで行くんだな…とちょっとホッとしている。
小ぶりのマイクロバスには女性3人…。
発車すると何故か湿原から離れる方向に進むんですけど…？？？
国道44号線の｢セイコマ｣に寄ってから元来た道を駅に戻って行く…、駅手前を左折してって大きなミルク工場脇をクランク気味に折れて進んで一路湿原に真っ直ぐと…。
｢先の会社のミルクが『ハーゲンダッツ』になるんですよぉ～、｣
｢群馬県で製品になるんですけどねぇ～、｣
｢帰りには駅手前のスーパー前で降りてソフトクリームを食べながら駅に向かっても汽車に間に合いますよ～、｣
なんてアナウンスもあったり
行先や接続確認等も丁寧な説明で
凄く感じのいい運転手さんでしたよ…。
途中の｢湿原センター｣で他の皆さんは降車したので一人で湿原横断道路を走って行く…仲の浜入口で降りる時にはバス停の位置を教えてくれた。
｢アレね、アタマ無いけどね…。｣
｢はい…、ありがとうございます～！｣
と言いながらも｢アタマ？｣
アタマ？…、
？？？
あぁ、バス停標識の先っぽの丸いやつね…、

琵琶瀬展望台には30分の接続時間があるが目の前の｢セイコーマート｣でトイレを借りてアイスコーヒーを購入して浜に進む…。
私道私有地なのかな？
と気になりながら誰か見えたら声を掛ければ大丈夫だろうと進んで行った。
展望台でもなく岬でもなく…、低い防波堤に上がってご満悦なひと時を過ごす…。
スマホを構えて…自撮りまでしてみたものの自分の入り込んだ写真はやはり無謀で価値を下げている…ので削除… 。
極たまぁに、イイ感じになる時もあるから一応撮ってみるんだけどね… 💕
さぁ、バスの時間かなぁー、

仲の浜
ここへの道は、私有地なのかも知れません…
観光スポットとは別の視線を感じれるのが良かったですが…、(スミマセン 🙇‍♀️ )

琵琶瀬展望台
この太平洋側と町側のコントラストがいいんですよね…行ったり来たりして…。

実は、ちょっと今回はパスしてもいいかなと悩んだ｢琵琶瀬展望台｣ですが、やっぱり来て良かったぁー❤💕

琵琶瀬展望台

天気も程よくに雲があって最高…！
次の移動先｢ゆうゆ｣に向かうバス停を間違っているのを教えてくれた鹿児島からの男性と少しお喋りしました… ( ´ ▽ ` )

旅先の出逢いでの会話って好きだなぁー、上手くいかないこともあるけれど…、ぴぴっと来る時は凄く嬉しい…。

温泉｢ゆうゆ｣から霧多布岬に3km弱を歩く
馬が2頭…少し行くと子馬連れて4頭…
車を停めて写真を撮り合っている方々も…。

霧多布岬

素晴らしい眺めです。
まぁ、納沙布岬も襟裳岬も似たようなもんですけどね…、でも☀️‪𓂃 𓈒𓏸 日の海岬は貴重です！

網走行きが先に入線して…、

釧路行きは遠くに見えてもなかなか近ずいている感じがしなくて…信号待ち？
ったなくらいゆったり登場しました。

この男性とは、｢ゆうゆ｣で降車後に別行動になったけれど帰路の町営茶内駅行きバスに途中から乗り込んで来られました。
しかし、気づかなかったらしく駅のホームで改めて声を掛けられました。
上りホームへ渡る踏切では若い女性がポーズを変えながら写真を撮り合っていた。
昔のモデル撮影って感じを普通に皆さんやっているのが微笑ましいですよね…。

釧路行きの車内は結構混んでいたので私はデッキに居た関係で話もせずでしたが、
釧路駅での別れ際に目が合って手をお互いに挙げて挨拶しました…。
ちょっと話しかけようかと思ったりもしましたが…、ちょっと映画のラストシーンっぽく…
^_^